ウィールがすり減ってきたから、そろそろ交換したいんだけど、
たくさん種類がありすぎて選べません・・・。
それじゃあ、ウィールの選び方を紹介していくね。
自分にあったウィールがどんなものなのか?
しっかりと把握しよう!
スケートボードの各パーツの中でも、唯一地面と接するパーツが『ウィール』です。
当然、スケートの乗り味に大きく影響を及ぼす重要なパーツ、スケーターの好みに合わせて多種多様なラインナップが取り揃えられています。
ですが・・・。
初心者にとっては、『何が違うの?どうやって選んだらいいの?』と悩みやすいものでもあります。
今回はそんな方々の為に、ウィールの選び方や、おすすめのブランド&モデルを紹介していきます。
悩んでいる方は、是非参考にしてみて下さい。
どのサイズのウィールに乗ればいいの?
ウィールは一般的に50〜65mmのサイズが存在しており、サイズによってスピードや加速性に大きな違いがあります。
小さくなると加速性が良くなり、逆に大きくなるとスピードが出やすくなります。
重心が低い小さいホイールほど安定しやすく重量も軽いので、ストリートスケート・トリックには最適です。
逆にクルーザーやランプなど、スピードを必要とする場合はサイズの大きなウィールを選ぶといいでしょう。
下記でおおよその目安を解説します。
スモール[50mm – 52mm]
50mm – 52mmは、かなり反応が良く重量も軽いので、トリッキーな技を好む人におすすめ。
ただし、スピードに乗り辛かったり、小石など小さな段差に引っ掛かり易いので、対応出来る上級者が望ましいでしょう。
また、体重の軽い子供や女性はこのサイズが適しています。
ミディアム[53mm – 55mm]
バランスの取れたミディアムサイズです。
上で紹介したスモールサイズに比べて、スピード出し易く、粗い路面でも力強いプッシュができるので主にストリートスケーターに好まれるサイズです。
スケートパーク・ボウルなどを攻めるライダーからも、このサイズの人気が高いです。
ラージ[55mm – 60mm]
スピードを重視したダイナミックなライディングや、ランプなどのバーティカルに適しています。
小石などの段差もウィールが踏み越えてくれますので、安定した高速クルージングが可能です。
クルーザーウィール[55mm -65mm 以上]
これまで紹介したのは、ショートボードの基準です。
移動に特化したクルーザーの場合は、55mm以上が一般的となっており、
基本的にはショートと同じようにサイズが大きくなるほど、トップスピードが上がっていきます。
ウィールはライディングと共に摩耗が進み、サイズが小さくなっていきます。
なので、少し大きめのサイズを選び、調子がいい時のサイズを測ってみたりして、自分に合ったサイズを探してみるのもいいかもしれませんね!
ウィールの硬さはどう選べば?
ウィールの大きさを決めたら次は、硬さを選びましょう。
ウィールをよく見てみると99A、〇〇aなどの表記が必ずされており、それが硬さを表す指標になっています。
数字が小さくなるほど柔らかくなり、グリップ力や静音性が良くなり、さらに石などの段差を乗り越え易くスムーズな乗り心地になります。
逆に硬いと上記の性能は落ちますが、スピードが出やすくなる上に、ダイレクトに力を伝えやすくなるのでトリックには最適です。
78a-87a
クルーザーなどのソフトホイールに用いられる硬度。
荒れた路面、小石の多い道路などをスムーズにクルージング出来ます。
また、グリップも非常に高いのでカービング系やサーフスケートにも多く用いられています。
88a-95a
適度にグリップが効いたウィールです。
トリック系でも路面の粗い場所や、音が気になる場合にはこの硬度が最低です。
96a-99a
最もスピードとグリップのバランスが取れたウィールです。
スケートパーク、スロープ、プールなど整備された路面には、この硬度がベストです。
初心者にもおすすめですよ。
101a
グリップが最も少ないウィールになります。
粗い路面には全く適していませんが、整備された路面では高いパフォーマンスを発揮します。
上級者のパフォーマンス用ウィールという位置づけです。
83b-84b
これまで紹介してきたのは『aスケール 』と呼ばれる末尾に”a”が付く基準ですが、一部のウィールでは『bスケール』という基準を採用しているものもあります。
aスケールよりも20ポイント少ないのが同等の硬度になるので注意して下さい。
おすすめ ウィールブランド
SPITFIRE(スピットファイヤー)
最高のウィールブランドのSPITFIRE(スピットファイヤー)
炎のブランドアイコンは、誰もが一度は見た事があるほど知名度が高いブランドです。
他メーカーより少々値段は高いが、耐久性が高く滑らかなフィーリングは他の追随を許しません。
ぜひ一度体験してみて下さい。
bones(ボーンズ)
ウィールブランドのbones(ボーンズ)
ボーンズは、スケート用のベアリングも手掛けており、スイス製の超精密/高品質べアリングはスケーターの中でも評価が高く非常に有名です。
ウィールは、非常に軽くあらゆるスタイルにマッチする柔軟性があるのが特徴、同社のベアリングとの相性も最高なのでセットで揃えてみてはいかがでしょうか。
mini logo(ミニロゴ)
シンプルなウィールが特徴のmini logo(ミニロゴ)
Powell Peraltaのシンプルコンセプトメーカーです。
グラフィックなどの機能に影響しない部分をカットし、高品質でありながら低価格な商品を実現しています。
OJ WHEELS(オージェイウィール)
1976年に誕生した老舗ウィールブランド。
引用:https://www.hasco.co.jp/oj-wheels/
素晴らしい走り心地とより良い材質を提案するOJ Wheels。
クリスチャン・ホソイ等レジェンドスケーターをサポートしてきた80年代を代表するウィールメーカー。
古き良きオールドスタイルを残しつつ、最新技術を取り込んだウィールの開発を行っているブランドです。
以上、ウィールの選び方でした。
参考にして頂けたら幸いです。
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