ペニーってかわいいよね♪
私も買っちゃおうかな!
おっ いいね♪
じゃあ ペニーについてしっかりと勉強してから購入しよう!
スタイルに合わせてモデルも多数あるよ!
ミニクルーザーとして最も有名な『Penny(ペニー)』
シンプルでポップなデザインと、小さく軽い携帯性の高さから一躍人気となったスケートボードです。
スケートボードの経験が少ない方でも楽しめる『Penny(ペニー)』ですが、あくまでクルーザーという移動に特化した22インチのミニクルーザーです。
優れた『携帯性とクルージング性』を有してしますが、トリックには不向きなどのデメリットもあります。
それら長所・短所を補うために、ペニーでは5種類のモデルがラインナップされスケートスタイルに合わせてチョイス出来るようになっているのは、ご存知でしたか?
この記事では、初めてペニーを購入する方の為にペニーについて詳しく解説していきます。
是非、購入前に一読して頂けると幸いです。
ペニースケートボードとは?
Penny Skateboards(ペニースケートボード)は、2010年Ben Mackay(ベン・マッケイ)によりオーストラリアにて設立。
70年代に流行したプラスチックスケートボードを現代の技術により最高のクオリティーで復活させたクルーズボードです。Penny Skateboards 公式HPより
持ち運び便利な携帯性やコンパクト性と、多彩なカラーバリエーションとポップなデザイン、世界のカリスマスケーターにも認められた最高品質を兼ね備え、クルーズスケートのシンボル的存在となりました。
クルーザーとしての性能はもちろんですが、これまでに無いような軽量・コンパクト性を有しており、新たな移動手段として原宿を起点に爆発的に広がりました。
このペニーの活躍で、スケートボードの種類として新たに『ミニクルーザー』というジャンルが確立されています。
また、そのデザインも人気を押し上げた一つの要因です。
これまでのスケート業界の常識を覆すようなポップなデザインは、ファッションアイテムの1つとして若者に認知され、これまで興味を持たなかった女性の心をガッチリとつかみました。
ちなみにペニーからは、下記のようなインチ違いの複数のモデルが発売されています。
皆がペニーと呼んでいるのは、22インチ〔PENNY〕となり、他のサイズは下記のようなモデル名が付けられています。
それぞれに特徴があるので、ページ下部で詳しく説明します。
- 22インチ〔PENNY〕
- 27インチ〔NICKEL〕
- 29インチ〔HIGH LINE SURF SKATE〕
- 32インチ〔HYBRID〕
- 36インチ〔LONGBOARD〕
通常のスケートボードとの違い
ペニーって普通のスケートボードと何が違うんだろう?
ペニーはクルーザーでぜんぜん目的が違うよ。
解説するね!
スケートボードと言うと、良く公園やパークなどで目にするショートスケートをイメージすると思います。
それらのスケートボードは、エアリアルやスライドなどのトリックを目的としており、それに最適なパーツで組み上げられています。
代表的なのはデッキで、メープルをメインとした7層の木材を圧着プレスし、高反発/高耐久性を備え、さらにコンケーブやキックなどの凹凸を設ける事でトリックを行い易いように設計されています。
ウィールやトラックなども同様に、トリックに重きを置いた設計となっています。
それに対してペニーは、『移動性・携帯性』に特化した設計となっており、デッキは非常に短く、特殊プラスチックを採用しています。
プラスチック製というとチープな印象を与えてしまいますが、従来の木製より雨や湿気/乾燥の影響を受けないため劣化がし辛く、しかも非常に軽量です。
クルージングを目的としていますので、コンケーブなどは設けられておらず、楽なスタンスで乗る事が出来ます。
また、デッキは適度なフレックス性が持たされていますが、力の掛かる部分には厚みを持たせて折れたりする事を防止しています。
公式ホームページでは、通常の木製デッキより数倍の寿命を誇るとの事です。
その他、トラックやホイールも移動に特化したものとなっており、路面の段差なども簡単に乗り越え快適なクルージングを可能です。
初心者でも安心して乗る事が出来ます。
このように、『移動性・携帯性』に重点を置いており、トリックには不向きな設計となっています。
下に、比較表をまとめてみましたので参考にして下さい。
項目 | スケートボード | ペニースケート 22inch |
デッキ 素材 |
メイプル材 プレス ・かたい/高反発 |
強化プラスチック ・柔軟 ・高耐久性 |
デッキ サイズ |
普通 30inch ・回転半径普通 |
短い 22inch ・回転半径小さい |
デッキ 形状 |
ダブルキック コンケーブ有り ・トリック特化 |
シングルキック コンケーブ無し ・足の置き場が広い |
重量 | 軽量 約2.8kg |
かなり軽量 約1.9kg |
ウィール 径 |
小さい 約53mm ・加速速い ・クイック |
大きい 59mm ・最高速が早い ・段差に強い |
ウィール 硬度 |
ハード 98Aくらい ・スピード速い ・音が大きい |
ソフト 83A ・グリップが強い ・段差に強い |
まとめ | エアリアルやスライドなどのトリックに特化した性能! | 持ち運びと、クルージング性能に特化した性能! トリックには不向き |
もし、移動ではなくトリック系が目的であれば通常のスケートボードか、ペニー32インチのハイブリッドクルーザーモデル をおすすめします。
『ペニースケートのモデルと選び方』の章で、各モデルについて詳しく解説していきます。
ペニースケートのモデルと選び方
ペニーには、5つのデッキサイズ違いのモデルが存在しています。
全てのモデルが、クルージングに適した作りになっており、携帯性に優れた22インチのPENNYから、安定性の高い36インチのLONGBOARDまでがラインナップしています。
1モデルごと詳しく説明していきます。
- 22インチ〔PENNY〕
- 27インチ〔NICKEL〕
- 29インチ〔HIGH LINE SURF SKATE〕
- 32インチ〔HYBRID〕
- 36インチ〔LONGBOARD〕
22インチ〔PENNY〕
項目 | 内容 |
デッキ | 全長:22インチ 約56cm 素材:特殊プラスティック シングルキック |
トラック | 3インチ(約7.6cm) ブッシュ83A |
ウィール | 59mm 83A 特殊ウレタン |
ベアリング | abec7 素材:STEEL |
総重量 | 1.9kg |
ペニー社の最初のオリジナルサイズとして、瞬く間に大ヒットしミニクルーザーブームの火付け役となったのが 22インチ〔PENNY〕です。
通常のスケートボードより遥かに短いサイズで、公共機関への持ち込みや持ち運びやすさから、若い方に圧倒的な支持を得ています。
混雑などをものともせず行きたい場所から場所へクルージングしながら、素早く簡単に、そして気持ち良く移動出来るのが、このモデルのコンセプトです
おすすめ22インチモデル
27インチ〔NICKEL〕
項目 | 内容 |
デッキ | 全長:27インチ約69cm ホイールベース:44.5cm 素材:特殊プラスティック シングルキック |
トラック | 4インチ(約10.2cm) ブッシュ 83A 素材:アルミニウム |
ウィール | 59mm 83A 特殊ウレタン |
ベアリング | abec7 素材:STEEL |
総重量 | 2.3kg |
27インチのペニーは、NICKEL(ニッケル)と呼ばれるストリートクルーザーになります。
22インチよりデッキサイズが大きくなることで、ホイールベースが長くなるため、直進安定性が高く、スケート初心者や女性でも簡単に乗りこなす事が可能です。
一方で、オーリーやキックフリップなどのトリックもやり易くなっており、上級者でも満足出来るようなオールラウンドモデルになっています。
おすすめ27インチモデル
29インチ〔HIGH LINE SURF SKATE〕
29インチのペニーは、HIGH LINE(ハイライン)と呼ばれるサーフスケートになります。
フロントトラックに特殊なスイング機構を採用し、まるで陸上でサーフィンをしている気分にさせてくれます。
カービングターンやアップス、カットバックなど、どうしても海では反復練習が出来ない技の習得に最適なスケートボードです。
おすすめ29インチモデル
32インチ〔HYBRID〕
項目 | 内容 |
デッキ | 全長:29インチ 約79cm ホイルベース:約45cm 素材:特殊プラスティック/グラスファイバー ダブルキック |
トラック | 5インチ(約12.7cm) 素材:アルミニウム ブッシュ83A |
ウィール | 54mm 90A 特殊ウレタン |
ベアリング | abec7 素材:STEEL |
32インチサイズが、HYBRID CRUISER(ハイブリット クルーザー)になります。
これまでのモデルは強化プラスチックでしたが、このサイズはグラスファイバーを配合し、より軽量で高反発なデッキに仕上げています。
さらにダブルキックを採用する事でトリックに最適化してさせ、パーク、ボウル、ハンドレールなど、あらゆる場面でその実力を発揮する最先端ボードです。
もちろん、高いクルージング性能も備えており、まさにハイブリット クルーザーという名にふさわしいスケートボードになっています。
おすすめ32インチモデル
36インチ〔LONGBOARD〕
項目 | 内容 |
デッキ | 全長 36インチ 約93cm 最後部 約5cm、ホイールベース 約66cm 素材-特殊プラスティック |
トラック | 7インチ(約17.8cm) ブッシュ83A 素材-アルミニウム |
ウィール | 66mm 83A 素材-特殊ウレタン |
ベアリング | abec9 素材-STEEL |
重量 | 約3.6kg |
36インチサイズが、LONGBOARD(ロングボード)となります。
ペニースケートボードの中では、最もデッキサイズが長いモデルで、ピンテールスタイルのロングボードデッキが採用されています。
コンケーブとキャンバーを取り入れたシェイピングが、絶妙な”シナリ”を実現し、踏み込む度に加速するようなライディングを可能にしています。
大きな弧を描くようなターンが得意で、街乗りでの優雅なクルージングはもちろん、サーフィンやスケートボードのオフトレーニングにも最適です。
おすすめ36インチモデル
ペニースケートボードまとめ
ペニーとは?
ペニースケートボード社が発売した22インチミニクルーザー
クルージングと携帯性に特化したスケートボード!
スケートボードとの違いは?
デッキサイズが小さく携帯性が高い!
ウィールやトラックはクルージングに特化させている!
ペニー社のモデルラインナップは?
22インチ〔PENNY〕
27インチ〔NICKEL〕
29インチ〔HIGH LINE SURF SKATE〕
32インチ〔HYBRID〕
36インチ〔LONGBOARD〕
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