1. ホーム
  2. サーフィン
  3. サーフギア
  4. サーフボード
  5. サーフボードの種類15選|初心者向けはどれ?特徴・難易度・サイズを一覧で解説
サーフボード

サーフボードの種類15選|初心者向けはどれ?特徴・難易度・サイズを一覧で解説

「サーフボードってどんな種類があるの?」「初心者はどれを選べばいい?」という方向けの記事です。

サーフボードの種類を全15種類、難易度(初心者向け〜エキスパート向け)とサイズの目安つきで紹介します。

この記事の要点

  • 初心者が選ぶなら「ファンボード」か「ソフトボード」。浮力が大きく、パドリングやテイクオフがしやすいです
  • ロングボードなら「オールラウンド」タイプが初心者にも扱いやすいです
  • ショート・ミニボード・フィッシュ・ミニシモンズは中・上級者向け。最初の1本には向きません
  • ガンはビッグウェーブ専用。日本の波ではまず使いません

まずは15種類を一覧で見てみましょう。

種類レベルサイズの目安
ミニシモンズ中・上級者〜5'8ft程度
フィッシュ中・上級者〜5'8ft程度
ミニボード中・上級者〜5'8ft程度
ショートボード中・上級者5'6ft〜6'4ft程度
ファンボード(初心者用)初心者7ft〜8ft程度
ミッドレングス初心者〜上級者7ft〜8ft程度
エッグボード初心者〜上級者6ft〜8ft程度
ミニタンカー(ミニロング)初心者〜上級者7ft〜8ft程度
ロング(ハイパフォーマンス)中・上級者9ft〜
ロング(ノーズライド)中・上級者9ft〜
ロング(オールラウンド)初心者〜上級者9ft〜
ガンエキスパート8ft〜10ft程度
ソフトボード初心者〜上級者ショート〜ロング
SUP(スタンドアップパドルボード)初心者〜上級者6ft〜10ft程度
ハイドロフォイルボード初心者〜上級者4ft〜5ft程度

ミニシモンズ(mini simmons)

ミニシモンズ

レベル:中・上級者向け
サイズ:〜5'8ft程度(〜172.72cm)

ボブ・シモンズが考えたサーフボードです。短く、幅が広く、テールの端をまっすぐ切り落とした珍しい形をしています。

スピードが出しやすく、レールを入れてターンするとドライブがよく効きます。浮力が強く、浮いているようなグライド感があり、「魔法の絨毯」と表現されることもあります。

一方で、面が荒れたコンディションでは水面の抵抗を拾いやすく、性能を出しにくいことが多いです。レール to レールが使える中・上級者向けのボードです。

フィッシュ(fish)

フィッシュボード

レベル:中・上級者向け
サイズ:〜5'8ft程度(〜172.72cm)

全体的に厚みがあり、テールが魚の尻尾のような「フィッシュテール」になっているのが特徴です。

浮力が強いのでパドリングがスムーズで、早めにテイクオフできます。短さとフィッシュテールのおかげで回転性も高く、操作性も悪くありません。

ただしレールが分厚いので、掘れた急角度の波には向かないものが多いです。

ミニボード(mini board)

ミニボード

レベル:中・上級者向け
サイズ:〜5'8ft程度(〜172.72cm)

一般的なショートボードより幅を広く、長さを短くして、ぼってりさせたようなボードです。

ケリー・スレーターがこの極端に短いボードでコンテストに出て、一般的なショート以上のパフォーマンスを見せたことで注目され、一気に広まりました。

ショートより短いぶん回転性が高く、よりクイックに動けます。

ショートボード(short board)

ショートボード

レベル:中・上級者向け
サイズ:5'6ft〜6'4ft程度(167.64cm〜193.04cm程度)

サーフボードの中でいちばん普及しているのがショートボードです。東京2020オリンピックのサーフィン競技も、このショートボードで行われました。

ゆるやかな波より、急角度の斜面の波が得意です。回転性が高く軽いので、しぶきを飛ばす急なターン、空中に飛び出すエアリアル、掘れた波の中をくぐるチューブライディングなど、アグレッシブな動きができます。

ショートボードの選び方は、こちらの記事で解説しています。

サーフボードの選び方と身長・体重別の適正浮力

ファンボード(fun board)|初心者におすすめ

ファンボード

ロングとショートの中間の長さのボードを、まとめて「ファンボード」と呼びます。

ショートよりずっと浮力が大きいので、ショートでは乗れない小波でも十分楽しめ、安定性も高いのが特徴です。

昔は「初心者の練習用・遊び用」というイメージが強かったのですが、最近は見直されて、性能の高いボードも増えています。ここでは代表的な4種類を紹介します。

初心者用のファンボード

初心者用のファンボード

レベル:初心者向け
サイズ:7ft〜8ft程度(213.36cm〜243.84cm程度)

昔ながらのファンボードです。英語では「Fun board」と書き、その名のとおり波乗りを気軽に楽しむためのボードです。

安定性を重視しているので、パドリングやテイクオフがしやすく、初心者のステップアップにぴったりです。

最初の1本で迷ったら、ぶつかっても痛くないソフトボード(スポンジボード)も人気です。

ミッドレングス

レベル:初心者〜上級者向け
サイズ:7ft〜8ft程度(213.36cm〜243.84cm程度)

見た目はファンボードに近いですが、操作性を高める方向に進化したボードです。

アグレッシブなサーフィンには向きませんが、大きなラインでクルージングする「大人のサーフィン」ができます。コンディションを選ばずオールラウンドに使えるので、初心者にもおすすめできます。

エッグボード

エッグボード

レベル:初心者〜上級者向け
サイズ:6ft〜8ft程度(182.88cm〜243.84cm程度)

幅が広く、丸みのある「ラウンドテール」を採用した、卵のような形のサーフボードです。

小波でも波をつかまえやすく、ラウンドテールのおかげで回転性もよく、パフォーマンス性も高めです。

ミニタンカー(ミニロング)

ミニタンカー(ミニロング)

レベル:初心者〜上級者向け
サイズ:7ft〜8ft程度(213.36cm〜243.84cm程度)

ロングボードに似た形で、長さが短いものをミニタンカー・ミニロングと呼びます。

乗り味はロングに近く、短いぶん取り回しが楽です。体重の軽い女性など「ロングはちょっと大きすぎる」という方でも、ロングの乗り味を楽しめます。

ロングと同じく、オールラウンド・ハイパフォーマンス・ノーズライダーなどのタイプがあります。

スポンサーリンク

ロングボード(long board)

いちばん歴史が古いサーフボードで、ここまで紹介したボードはすべてロングから派生したものです。

大きな浮力を活かして、ずっと沖からうねりをつかまえ、優雅にクルージングするような波乗りができます。

正式なコンテストでは9ft以上をロングとしていますが、9ft以下のミニタンカー・ミニロングもまとめて「ロング」と呼ばれることが多いです。

ハイパフォーマンス

ハイパフォーマンスロングボード

レベル:中級者〜上級者向け
サイズ:9ft〜程度(274.32cm〜)

大きくて素早く動きにくいロングを、薄くシャープにして、よりアグレッシブなマニューバーができるようにしたタイプです。ロングの中では中・上級者向けです。

ノーズライド(クラシック)

ノーズライド(クラシック)ロングボード

レベル:中級者〜上級者向け
サイズ:9ft〜程度(274.32cm〜)

昔から形を変えていないクラシックなデザインで、ボードの上を歩くステップや、ノーズライディングがしやすいモデルです。

シングルフィンでターンはしにくいのですが、その扱いにくさにノスタルジーを感じて楽しむ人が多いです。

オールラウンド

オールラウンドロングボード

レベル:初心者〜上級者向け
サイズ:9ft〜程度(274.32cm〜)

ハイパフォーマンスとクラシックの特徴をあわせ持つオールラウンドボードです。

対応できる波の幅が広く、初心者にいちばん扱いやすいロングボードです。

ガン(gun)|ビッグウェーブ専用

レベル:エキスパート向け
サイズ:8ft〜10ft程度(243.84cm〜304.8cm)

ビッグウェーブ専用のサーフボードです。巨大な波のトップからボトムへ一気に駆け降りるためだけに作られています。

日本の波のサイズではまず出番がなく、ワイメアなど世界的なビッグウェーブのポイントで使われる特別なボードです。

その他のボード(ソフトボード・SUP・フォイル)

ここからは、少し特殊なボードを紹介します。

ソフトボード(スポンジボード)

ソフトボード

レベル:初心者〜上級者
サイズ:ショート〜ロング

世界中で人気のソフトボードです。ボードの形の種類というより、素材の種類です。

表面がスポンジ(ソフト)素材なので、人や自分に当たっても大きなケガになりにくく、ボード自体も欠けたり割れたりしにくいです。気軽に使えるサーフボードです。

以前はスクール用のイメージでしたが、最近はソフトボードでも性能の高いロング・ファン・ショートが出ています。板の扱いに慣れていない初心者には、いちばんおすすめできるボードです。

記事を書いた当時、ミック・ファニングも自身のブランド「MF」でハイパフォーマンスなソフトボードを開発していました。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

関連記事ミックファニングのソフトボード(MF)解説|特徴とモデル別の適正浮力・体重別サイズ

スタンドアップパドルボード(SUP)

レベル:初心者〜上級者
サイズ:6ft〜10ft程度(182.88cm〜304.8cm)

スタンドアップパドルボードは、通称SUP(サップ)と呼ばれます。

ここまでのボードより浮力が大きく、ボードの上に立ってパドルを漕ぎながら、波に乗ったり海の上を散歩したりできます。サーフィンというより、SUPという別のスポーツと考える人が多いかもしれません。

ハイドロフォイルボード

レベル:初心者〜上級者
サイズ:4ft〜5ft程度(121.92cm〜152.4cm)

「空飛ぶサーフィン」とも呼ばれるハイドロフォイルボードです。

ボードの下に付けたフィンのような翼が揚力を生み、ボードが空中を飛ぶように浮き上がります。海面とボードが触れないので抵抗が少なく、かなりのスピードで滑れます。

以上、サーフボードの種類を紹介しました。

迷ったら、初心者は「ファンボード」か「ソフトボード」がいい選択だと思います。浮力があって安定するので、まずは波に乗る楽しさを味わえます。

スポンサーリンク