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スケートボードデッキ選び方!靴サイズからデッキ幅をチョイス!コンケーブなど基礎知識も解説します!

クジラちゃん

スケートボードのデッキってどうやって選んだらいいんだろう?
サイズ・形・反り方なんかで、すごくたくさん種類があるけど、何がいいかさっぱりわからない・・・

HAKO

まずはスケートスタイルから大枠を決め、次に靴のサイズからデッキ幅を決めて・・・

なんて感じで絞り込んでいくと、自分にあったデッキが分かってくるよ!
詳しく解説していくね!!

スケートボードには様々なパーツがありますが、その中でも特に重要な役割を果たすのがデッキです。
ボードの形状や長さ幅、素材、コンケーブによって乗り味が全く変わってきます。

もし・・・
『スケートボードを組みたい & デッキを交換したい』と思ったら、まずデッキから選んでいく事をおすすめします。

それだけ、スケートボードの性格を左右する重要なパーツです。

・・・とはいえ
無数にあるスケートボードデッキの中から、何を基準に選べばいいか分からないという方も多いのではないでしょうか?

そんな方の為に、この記事ではスケートボードデッキの選び方と、必要な基本知識を解説していきます!!

目次

スケートボードデッキの選び方

まず、スケートボードデッキを選んでいく上で、重要な点を説明します。

  • スケートスタイルでデッキ種類を選ぶ
  • 靴に合わせたデッキ幅
  • 目的に合わせた ホールベース
  • 目的に合わせた コンケイブ

まずは、自分の目指すスケートスタイルを思い浮かべて下さい。

ショートボード、ロングボード、それともクルージングでしょうか?
そこが、明確になればおおよそのアウトラインが決まってきますよね。

そして次に重要なのが、靴に合わせたデッキ幅を選ぶ事です。
ここを重要視しない人が多くいますが、かなり重要なポイントなので気をつけて下さい。

そして、ホイールベースや・コンケイブなど細かな形状を決定していけば、自ずと自分に最適なデッキに出会えるはずです。

では、詳しく説明していきますね!

スケートボードのスタイルからデッキを選ぶ

まず、重要なのがスケートボーのスタイルです。

一般的に、スケートボードは3つのスタイルに大別されます。
それぞれのスタイルは、目的に応じて専用のスケートデッキを設計しているので、あなたが目指したいスケートスタイルに一致しているものを選びましょう。

Shortboard ショートボード

ショートボードは最も短いスタイルのボードで、エアーを代表するパフォーマンストリックをするためにデザインされた形状をしています。

あなたがストリートやパークでのスケートを目指しているならこの、ショートボードスタイルのデッキがぴったりです。

Cruiser クルーザー

クルーザーは、その名のとおりシンプルにクルージングする為にデザインされたスケートです。

径が大きく柔らかいホイールを装備し、直進安定性が高いのが特徴。
操縦性にも優れているので、ストリートを軽快にクルージングするのに適したスケートボードです。

Longboard ロングボード

ショートボードより長いスケートを、ロングボードと呼んでいますが、その中でも様々な種類が存在しています。

  • ダウンヒル
  • フリーライディング
  • ダンシング
  • フリースタイル
  • カービング

など、その目的に特化してデッキが設計されています。

もっと詳しくスケートボードのスタイルを知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

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スケートボードデッキの特徴

自分の目指すスタイルが分かったところで、更に細かい形状を決めていきます。

スケートボードデッキの、幅・長さ・ホイールベース・コンケーブなどの違いにより、乗り味に大きな差が生まれます。

それぞれが、どのように乗り味に影響を与えるか説明していきます。

あなたのスタイルに最も適しているのは、どんなデッキか把握しておきましょう。

幅(Width)※重要!靴サイズで選ぶ

スケートボードデッキを選ぶ際に、最も重要なのは幅です。
長さやホイールベースではありませんから、注意して下さい。

スケートボードデッキの幅は7.25インチから8.25インチまでで、
靴のサイズを基本として、身長、スケートスタイル、個人の好みによってチョイスします。

もし、大きすぎる幅のボードを選んでしまうと・・・

  • 回転性が落ちる(ターンに過度の力が必要になる)
  • 重量が増しトリックの精度を欠く

という弊害を生んでしまいます。
では、逆に幅を狭くすればいいのか?という訳でもありません。

デッキが狭すぎてしまうと・・・

  • バランスが取りづらく、安定性に欠ける
  • 踏み込んだパワーがロスしてしまう

 

適切なボードサイズは、あなたの靴のサイズや体格によって、チョイスしましょう。

一般的なガイドラインは下記になります。

靴サイズcm デッキ幅 inch
29~30cm 8.25~8.75
27~28cm 8.0~8.5
25~26cm 7.6~8.25
24~23cm 7.5~7.75
21~22cm 7.25~7.5
20cm以下 7.25以下

ただし・・・
バーティカルランプなど、より安定性が求められるなどスタイルの違いや、体重の重い or 軽いも影響してきますので、自分で最適なものを選んでいく必要があります。

 

ホイールベース(Wheelbase)※重要!

ホイールベース(Wheelbase)とは、ボードの内側にある取り付け穴の間の距離の事です。
この取り付け穴の間の距離によって、ホイールの間隔が決まります。

ホイールベースはボードの性能に大きく影響します。

ホイールベースを長くすると・・・

  • 直進安定性が高くなり、高速走行でも安定する
  • 回転性が落ちる

逆に、ホイールベースが短いと・・・

  • 回転性が高くなり、クイックな動きが可能
  • 直進安定性が落ちる

という特徴があります。

多くのデッキには1つの穴しかないが、トラック用の穴が複数あり調整可能な「ホイールベースオプション」というものもあります。

ショートボードですと、平均的なホイールベースは13-15インチになります。

長さ(Length

スケートボードの長さとは、ノーズの先端からテールの先端までの距離の事をさします。

ショートボードの長さは一般的に28 ~ 32インチ “ですが、ライディングに与える影響は少ないので上級者以外はこだわる必要はありません。

乗り味に影響するのは、長さよりもホイールベースになります。

ノーズ・テール(Nose Tail)

ノーズはスケートボードの 進行方向側の端で、テールは 後方を指します。

パーク用のショートボードでは、どちら側も全くの形状をしているので区別が難しいのですが、背面のグラフィックなどで判断出来ます。

その他、多くのスケートボードデッキは、テールのキックが強く(角度が急)、ノーズは弱いもしくはフラットになっています。

コンケーブ(Concave)

コンケイブとは、デッキのノーズとテールの間にある木材の湾曲したカーブの事です。

このコンケイブは、デッキの強度を高める事が出来、更にスケートボードをよりコントロールしやすくする役割があります。

このコンケイブも重要で、目的に合わせて様々な設定があるので、下記で詳しく解説していきます。

スケートボードのコンケーブ種類

コンケイブは、ターン性能やデッキコントロール、グッリプの向上を目的として、ほとんどのスケートボードで採用されています。

また、多くのスケートボードメーカーは、常に新しいコンケーブの開発&検証を行っており多数のコンケーブ種類が存在しています。

ここでは、代表的なコンケーブを紹介していきます。

ラジアル(Radial)

最も一般的なのはラジアルコンケイブです。

緩いU字カーブ描くデッキ形状で、デッキによって深いカーブのものも存在しています。

このラジアルコンケーブは足とのグリップが非常に良く、多くのスケートボードで採用されています。

プログレッシブ(Progressive)

この形状は、ラジアルに似ていますが、より強いコンケーブになっています。

中心部は非常に緩いカーブで、レール付近から急激に立ち上がるようになっており、安定とコントロールを両立するコンケーブになっています。

ダブルコンケイブ(W-Concave)

ダブリューの形状に似たコンケーブです。

中心部に凸形状を設ける事で、ヒールからつま先への体重移動をスムーズにし、クイックなターンを可能とする特徴があります。

タブコンケイブ(Tub)

タブコンケイブ(フラットケイブとも呼ばれる)はラジアルボードに似ていますが、中央部分が完全にフラットになって、レール付近で急激に立ち上がります。

タブは足をフラットに保つことが出来ますが、ターンの際は鋭くレール入れ、急激なターンを可能にします。

コンベックス( Convex )

ラジアルとは逆の山なりのコンケイブです。

スラロームやダウンヒルのスケートボードで使われるデザインで、足が自然なポジショニングが取れる特徴があります。

あまり一般的ではありません。

フラット(Flat)

カットアウトや、ドロップダウンのロングボードの中には、フラットを採用しているものもありますが、フラットデッキは殆ど出回っていません。

足元のスペースに余裕があり、ボードウォークなどの派手なトリックにも対応出来るのが特徴です。

キャンバー・ロッカー(Camber ・Rocker)

スケートボードデッキの長手方向のカーブは、デッキのフィーリングに大きな影響を与えます。

真ん中が盛り上がっているスケートボードデッキは、『キャンバー』と呼ばれ、真ん中が下がっているものは『ロッカー』と呼ばれています。

一般的に、キャンバーとロッカーは穏やかなアーチですが、微妙な角度の違いでもボードのフレックスに影響を与える可能性があります。

主にクルーザーやロングボードの一部に、キャンバーデッキが採用されています。
フレックスが高くなるので、ターン後半の強い反発を生み出します。

キックテール(Kicktail)

デッキのテールにある上向きのカーブは『キックテール』と呼ばれています。

スケートボードでトリックをする場合は、キックテールの付いたデッキが必要です。

トリック用のデッキはノーズとテールの両方にキックが付いているので、より高度なスケートトリックが可能になっています。

また、ストリートスケートでもシャープなターン、ピボット、スライドなどのマニューバーにも重要な役割を果たしますし、
クルーザーとしても、道路の段差や亀裂をフロントトラックを持ち上げて避けるなど、様々な場面で役に立つので多くのデッキに採用されています。

逆に、ロングボードのカービング・ダウンヒルなどには採用されない事が多いです。

スケートボードの選び方まとめ

スケートボード選び方

1.スケートスタイルから大枠を決めよう
  ショート/ロング/クルーザー等から目指すスタイルを決めよう!

2.靴の大きさからデッキの幅を決めよう!
  デッキの大きさは、長さではなく幅が超重要!

3.自分の好みでホイールベースやコンケイブなどを決めよう!
  自分の好みを把握して、細かな形状を決めていこう

以上、スケートボードの選び方でした。

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