スケートボードをこれから始めたいんだけど、どんなブランドがおすすめなの?
たくさんあって迷うよね~
それじゃあ!信頼出来るものの中から人気が高いブランドと、その特徴を紹介するね!
最もスケートボード印象を左右するパーツが、『デッキ』です。
デザイン面はもちろんですが、ボードへ性能にも大きな影響を与えるスケートボードの心臓部。
そんな重要なパーツだけあって、どこのブランドも積極的に製品開発を進めており、その種類は膨大なものになっています。
ですが、逆に選択肢が多すぎて、なかなか選べない方も多いのではないでしょうか?
そんな方の為に、
この記事では、デッキの選び方から各デッキブランドのスタイルや特徴を解説していきます。
また、デッキを選ぶ上で大切なデッキ幅やコンケイブの選び方も簡単に紹介します。
是非ご覧ください。
スケートボード デッキの選び方
まず、ブランド紹介の前にデッキの選び方を紹介します。
いくら気に入ったブランドが見つかったといっても、下で紹介するサイズなどはしっかり確認してから購入するようにしましょう。
1.デッキ幅を靴のサイズに合わせる
スケートボードデッキを選ぶ際に、最も重要なのは幅です。
スケートボードデッキの幅は7.25インチから8.25インチまでで、
靴のサイズを基本として、身長、スケートスタイル、個人の好みによってチョイスします。
もし、大きすぎる幅のボードを選んでしまうと・・・
- 回転性が落ちる(ターンの際に大きな力が必要になる)
- 重量が増しトリックの精度を欠く
という弊害を生んでしまいます。
では、逆に幅を狭くすればいいのか?という訳でもありません。
デッキが狭すぎてしまうと・・・
- バランスが取りづらく、安定性に欠ける
- 踏み込んだ時パワーがロスしてしまう
適切なボードサイズは、あなたの靴のサイズや体格によって、チョイスしましょう。
一般的なガイドラインは下記になります。
靴サイズcm | デッキ幅 inch |
29~30cm | 8.25~8.75 |
27~28cm | 8.0~8.5 |
25~26cm | 7.6~8.25 |
24~23cm | 7.5~7.75 |
21~22cm | 7.25~7.5 |
20cm以下 | 7.25以下 |
ただし・・・
バーティカルランプなど、より安定性が求められるなどスタイルや、体重も影響してきます。
2.コンケイブ・キックの強さを選ぶ
コンケイブとは、デッキのノーズとテールの間にある木材の湾曲したカーブの事で、キックはデッキ前後の反りです。
これらは、デッキの強度を高める事が出来、更にスケートボードを弾いたりしやすくする役割があります。
これらは、目的に合わせて様々な種類や設定があるので、下記記事で詳しく解説しています。
スケートボード デッキブランド15選
それでは、国内外で人気のスケートボード デッキブランドを15社紹介していきます。
動画や商品などを紹介していきますので、目指スタイルと合ったブランドを探してみて下さい。
Girl (ガール)
“女子トイレ “のロゴが特徴的な「Girl 」は、Crailtap社が展開するスケートブランドで、1993年にプロスケートボーダーのマイク・キャロルとリック・ハワードを中心として設立されたスケートブランドです。
「ガール」のデッキは、ポップで愛らしいデザインが特徴的なスケートボードデッキを多数販売しています。
強度と耐久性に優れた7層のメイプル材を使用し、ノーズとテールの面積に微妙な違いをつくり、デッキを弾きやすくするなどの工夫がされています。
日本でもかなり人気の高い、人気のブランドです。
Chocolate(チョコレート)
チョコレート・スケートボード(Chocolate Skateboards)も、ガールと同じくCrailtap社が展開するスケートボードブランドです。
ガールに続き、1994年にマイク・キャロルとリック・ハワードによって立ち上げられたチョコレートは、チョコレートハーツのロゴで知られています。
板チョコを模したデザインなど、独創的でユーモラスなグラフィックが特徴的なブランドです。
ガールと同じく、トリックをしやすいコンケイブ施されており、スケーターからの人気が高いブランドです。
Plan B(プランビー)
プロスケートボーダーのマイク・ターナスキーが1991年に立ち上げたのがプラン・ビー(Plan B)、当時爆破的な人気を誇りましたが、残念ながら彼は1994年に交通事故で亡くなってしまい一時ブランドは衰退しました。
2005年にダニー・ウェイとコリン・マッケイによって、その意思を引き継ぎリニューアルされ人気ブランドとして復活しました。
コンケイブの角度の強いものが多く、フリック系を好むストリートやパークで人気を博しています。
Baker(ベイカー)
ベイカー(Baker)は、1999年にプロスケートボーダーのアンドリュー・レイノルズが立ち上げたブランドです。
ストリートで目の覚めるようなハードなライディングを好み、エクストリームスポーツさながらの域にまで達しており、スケートボード界の『ハードコアブランド』と言うイメージが定着しています。
そんなイメージのベイカーですが、製品は高品質・高耐久性・低価格のユーザーファーストなブランドです。
コンケイブも強すぎないものが多く安定性が高いので、初心者にも絶大な人気を誇るブランドになっています。
Element(エレメント)
世界的に有名なスケートボードブランドといえば、エレメント(Element)です。
プロのスケートボーダーであるジョニー・シレレフが1992年に設立したエレメントは、ジョニーの「エレメンタリティ」というビジョンを目標にして活動しています。
耐久の非常に高いデッキを製造しており、長きに渡り世界から信頼されてきたデッキブランドです。
木(TREE )をイメージにしたブランドロゴ、環境への配慮を表しており、企業を上げて社会貢献活動を積極的に行う優良企業でもあります。
グラフィック面では、アートとスケートボードの融合に焦点を当てることをコンセプトにしており、独創的な雰囲気を持っています。
Toy Machine(トイマシーン)
Toy Machine(トイマシーン)は、プロライダー兼アーティストとして有名なエド・テンプルトンが1994年に設立したブランドです。
エド・テンプルトン自身がデザインを手掛けており、ポップでカラフルな遊び心が溢れるグラフィックで、特に若いスケーターに人気が高いブランドです。
また、設立から僅か4年で「Best Skate Team of the Year」を受賞し、その後も多くの章を受章しています。
デッキは癖のないシェイプとなっており、多くの人に親しまれているブランドです。
Flip(フィリップ)
Flip(フィリップ)は、イギリスで1991年にジェレミー・フォックスとプロのスケートボーダーであるジェフ・ローリーによって立ち上げられました。
その後、スケートボード会社として最高のレベルに到達するために、イギリスから本場アメリカのカリフォルニアに移転した志の高いブランドです。
デッキは、ブランド名の通り、フリップ系のトリックに特化したコンケイブ設定が採用されています。
フリップを重要視するライダーには、Flip(フィリップ)で間違いないでしょう。
REAL(リアル)
REAL(リアル)は、1989年にサンフランシスコでトミー・ゲレロとジム・シーボーに7よって設立されたブランドです。
“REAL” (本物) のスケートブランドを創るというコンセプトがそのままブランド名になっています。
デッキのグラフィックはロゴをモチーフとして、大胆な色使いなものから単色でシンプルに仕上がったものまで多くのラインナップを揃えています。
販売されているデッキは、バランスの取れたコンケイブで乗りやすく、どんな滑りにも対応してくれます。
Santa Cruz(サンタクルーズ)
Santa Cruz(サンタクルーズ)は、1973年にカリフォルニアで設立した、世界で最も歴史の古いスケートブランドです。
伝説のアーティストであるジム・フィリップスがデザインした 「スクリーミングハンド 」のロゴや、スターウォーズやマーベルシリーズなどのシリーズスタイルを採用するなど独創的なアートワークで、世界中のスケートボーダーから評価を得ています。
サンタクルーズのボードは100%北米産のメイプル材を使用しており、キック・コンケープともにバランスの取れた設計になっています。
Zoo York(ズーヨーク)
Zoo York(ズーヨーク)は、1993年にロドニー・スミス、アダム・シャツ、イライ・モーガン が立ち上げた東海岸スケートブランドです。
スケートボード以外にも、バイク、アパレルなど幅広い商品を扱っています。
グラフィックは、ニューヨーカーをイメージしたクールで洗練されたデザインが多く、現地でもかなりの人気を誇るブランドに成長しています。
Zero(ゼロ)
Zero Skateboards(ゼロスケートボード)は、1995年にJAMIE THOMASが設立したカリフォルニア発のスケートボードのアメリカのトップスケートブランドの一つです。
スカルをブランドロゴとしている事からも垣間見えますが、非常にスリリングで危険なライディングを見せており、”反抗心”と”表現の自由”をテーマとしているブランドです。
Creature(クリーチャー)
Creature(クリーチャー)は、1994年にプロのスケートボーダーであるラス・ポープ、ジェイソン・アダムス、ダレン・ナバレットによって立ち上げられたNHS DISTRIBUTION 傘下のデッキブランドです。
クリーチャーは、その名のとおりスケートボードやウェアのグラフィックにクリーチャー(変わった生き物)をテーマにしています。
Almost(オルモスト)
Almost(オルモスト)は、2003年にプロのスケートボーダーであるDaewon SongとRodney Mullenによって設立されたブランド。
楽しさと創造性を重視しながらも、自分自身を重く見すぎないことをコンセプトにしています。
デッキは、シングルプレスで1層ごとに丁寧に圧着され、更にプライを接着する為に自社独自(特許取得)のエポキシ樹脂を使い、高い耐久性を誇るデッキとなっています。
Blind( ブラインド )
1989年当時 VISION(ビジョン)から脱退したレジェンドスケーター マーク・ゴンザレスが立ち上げたデッキブランドです。
VISION(ビジョン)と逆の意味を有するBlind( ブラインド )という名前を付けたと言われています。
ロゴのキャラクターが人気となっており、キッズから大人まで幅広い層に支持されています。
Stereo(ステレオ)
1992年にジェイソンリーと、アーティストとしても有名なクリスハスラムが設立したスケートデッキブランド。
スタイリッシュで大人雰囲気のグラフィックと独特のストリートスタイルで都会のスケーターに絶大な支持を受けるブランド。
以上、デッキブランド15選でした。
ご覧いただき有難うございました。
コメント