現在、主流となっているフィン着脱システムのFCS2
これまでと違い、ねじを回して着脱する必要が無く、ワンタッチでフィンを切り替えれる為、
画期的なフィンシステムとして、シャアを急速に拡大しています。
既にFCS2のボードを持っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、欠点はその着脱時の“かたさ”です。
サーフィン中にフィンが外れないように、するためにある程度のかたさは、必要かと思いますが
組み合わせによっては、かたすぎて着脱に手こずる方も多いのではないでしょうか。
思い切り体重を掛けてやりたいけど、ボードはすごくデリケートで下手に力を入れればクラッシュする可能性があり恐い。
そもそも、女性や子供ではいくら力を掛けても、着脱出来ない場合もありますよね。
出来たとしても、手にフィンが食い込んで痛い・・・。
そんな悩みを解決するために、カリフォルニアのサーファーにより発案・開発されたのが、この“FINPULLER (フィンプラー)”です。
ワンタッチでフィンの取り外しが出来るのはもちろん、取り付けも出来て、更にFuturesフィンの取り外しにも対応する“1本3役“をこなす画期的サーフギアです。
今回は、そんなFINPULLER (フィンプラー)を買ってみたので、
使い方の紹介や使ってみた時の感想をお伝えします。
FINPULLER (フィンプラー)の紹介
カリフォルニアのサーファーにより発案・開発されたFINPULLER (フィンプラー)
上の画像は、商品の構想段階から、5つのプロトタイプを経て、商品化に至ったとされています。
材質は環境に優しいリサイクルプラスチックを採用し、更にボードとフィンに接触する部分は、クッション性の高いソフトなマテリアルを使用して傷つけないように配慮されています。
また、finpuller 社は、収益の1%を海洋清掃慈善団体に寄付する活動も行っているようです。
・FCS2取り外し、取り付け/Futuresフィンの取り外しにも対応する“1本3役“
・人間工学に基づいた、レバーアクションにより、スムーズに着脱
・軽量かつコンパクトなデザイン。手やフィンにフィットし傷つけません
・リサイクル素材を使用しています
私の手持ちのボードの中でも、最強にかたい組み合わせがあり、
毎回手を赤く染めながら、苦労していたので今回購入してみることにしました。
Amazonで注文して、すぐに届きました。
価格は2,900円くらいでした。
さっそく開封です。
手に持った感じ、意外と重く、かなりしっかりした印象です。
黒い部分がプラスチックで、グレー部分はラバー素材を表面に張られています。
商品説明にもあったように、ボード&フィンとの接点と、手で握る部分にラバーが採用されており、クッションと、滑り止めの役割を果たしているみたいです。
この様にフィンを挟む内側にも、ラバーが採用されています。
プラスチック部分は、シボ加工(表面の細かいツブツブ)が施されており、一般的なプラスチックのツルツル表面より高級感が出ています。
またこのシボ加工で滑り止めの効果も多少期待できます。
細かいこだわりが、感じられて、これは良品の予感がします。
それでは使っていきたいと思います。
フィン取り付け時
こちらが付属されている説明書です。
英語で何かいてあるか分かりませんが、図で何となくどうしていいかわかりますね。
使うサーフボードとフィンは、こちら
私の手持ちで、最強にかたくなる組み合わせです。
不良品ではないか?と疑うほどかたいです・・・。
まずは、いつもどおりにフィンをボードに仮セットします。
ここで、フィンの上からフィンプラーをかぶせるようにします。
そしてフィンプラーの先端の膨らんだ部分を、つまむようにしてフィンを抑え、
逆の手で、レバーを押し下げます。
『バコッ・・・』
ビックリするくらい簡単に入りました。
いつもあんなに苦労しているのに・・・・。拍子抜けするくらい簡単に入りました。
この位なら、小学校低学年の子でも簡単に出来そうです。
当然手も痛くありません。
手で付ける場合は、力むあまりに力の方向がズレて
フィンボックスが、えぐり取れそうな怖さが有りましたが、
フィンプラーを使うと、レバーのおかげで真っすぐに、フィンとフィンボックスにダイレクトに力が伝わります。
ボード自体に負荷を掛けている印象は、感じませんでした。
フィン取り外し時
次に、取り外す場合です。
今後はフィンプラーを上からかぶせるのではなく、フィンの下からかぶせます。
そして同じように先端を指ではさみ、レバーを引き上げます。
『バコッ・・・』
取り付けるときより簡単に取れました!
あんなに、フィンにタオル巻いて昇竜拳食らわせてたのに、手ごたえ無さすぎです。
こちらもサーフボードに無理な負荷が掛かるようには、感じませんでした。
次に、Futuresフィンで試してみます。
長年、着けっぱなしのFuturesフィンで、塩が隙間に入り固まっていると思います。
取り付け方は、FCS2と逆で上からかぶせます。
FINの前側を浮かせるように、レバーを引き下げます。
『ズッズズ・・・』
塩が隙間で固まって、かなりか固かったのですが、なんとか抜けました。
フィンプラーが無かったら、おそらくハンマーコースでした・・・。
FCS2、Futures両方ともに使用感は問題なし。
FCS2は、お子さんでも簡単に外せるくらいです。
強度的にも全く問題なさそうです。
普通に使い続ける分には、一生買い換える必要は無いと思います。
まとめ
[box03 title=”レビューまとめ”]・価格は2,900円前後
・ラバー採用で、フィン・ボードへ傷が付くのを防止
・プラスチック部分は、シボ加工で滑り止め&高級感
・着脱は子供の力でも出来るほど簡単
・強度は十分、一生使えそう[/box03]
着脱が簡単なのは当然ですが、ラバーでの傷防止はうれしいですね。
頻繁に付け替える人は、ラバーが無いと確実に傷が蓄積していきそうなので。
価格も2千円代で良心的で、強度も全く問題ありません。
これは自信をもっておすすめ出来る商品ですので、是非検討してみて下さい。
また類似製品の『フィンズアウト』、『フィンバイト』との比較を下記の記事で行っていますので、是非ご覧になって下さい。
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