サーフィンを続けていく上で必須の道具となってくるウェットスーツ
最低でも2シーズンから、長く使う人で5シーズンは使い続ける人が多いのではないでしょうか。
これだけ着ているにも関わらず、
毎回、水洗いのみで済ませていませんか?
ウェットスーツのジャージ繊維にワックス・砂・アンモニア・皮脂など汚いものが、溜まり続けています。
これらは、カビや雑菌を増殖させ、悪臭や皮膚炎の原因にもなるばかりか、なによりウェットスーツの劣化を早める原因となってしまいます。
更に悪いのは、海水に含まれる塩分です。
塩分はあらゆるものの劣化を速めてしまう厄介なもので、当然ウェットスーツであろうとその対象です。
とはいえ・・・
毎回サーフィン後に洗剤や柔軟剤を使用して洗うのは、かなりの手間でおそらく続かないと思います。
そんな、手間を軽減させてくれるべく発売されたのが、ジェラルドのAROMA WET(アロマウェット)です。
このアロマウェットは、洗浄・柔軟・着香の3つの機能を兼ねる、オールインワンの洗浄液です。
今回は、私がアロマウェットを購入し、実際に使ってみようと思います。
オールインワンって聞こえはいいけど、本当に汚れは落ちるの?なんて疑問を検証していきます。
アロマウェットの特徴
アロマウェットの強い抗菌力が、悪臭・皮膚炎の原因菌の99.9%を除菌
アロマウェットウェットスーツシャンプーでも、柔軟剤でもありません。
ウェットスーツ・リフレッシャーという全く新しい商品です。
清潔で柔らかく仕上がるオールインワン専用洗浄剤
これまでは、洗浄剤と柔軟剤をそれぞれ順番に使う必要がありましたが、アロマウェットはオールインワンの為、一度の使用で両方の効果を得られます。
ウェットスーツを洗う作業が半減され、簡単にウェットスーツの手入れが出来るようになりました。
ウェットスーツ専用だからこそ、特化した洗浄成分を配合
ウェットスーツ特有の汚れに特化した、洗浄成分を配合しており、ピンポイントで汚れ、雑菌を撃退していきますので、除菌率99.9%を実現しています。
当然、デリケートなウェットスーツの接着剤などに、悪影響を及ぼさない成分構成になっており、安全に使用できます。
さらに、耐塩性をウェットスーツに付与する成分が含まれており、塩劣化への耐性を高めてくれます。
成分は無添加のものを使用しており、
シリコン、合成保存料、動物由来成分、着色料、遺伝子組み換え植物原料は使用していません。
但し、洗浄液は、そのまま海や地面に流して言い訳ではないので、必ず下水処理もしくは、浄化層設備の有る排水溝に流すようにしてください。
これは、海を愛するサーファーなら必ず守って下さいね。
ウェットの汚れ状態で選べる、2つの商品がラインナップ
しっかり洗浄・消臭成分が多く配合された『洗浄力重視のクリアタイプ』
洗浄・やわらかく柔軟する成分が多く配合された『柔軟力重視のミルキータイプ』を用意
洗浄力か柔軟性か、サーファーの好みのタイプによって、選ぶ事が出来る。
〈それぞれの香り〉
クリアタイプ:フレッシュスイートフローラルの香り
ミルキータイプ:リッチダークチェリーとローズの香り
洗浄手順
1. 10Lの水に20ml(キャップ約半分)を溶かし、ウェットスーツを入れ揉み洗いする。
臭いや汚れがひどく、消臭効果や着香を高めたい場合、20分程度つけ込んでから、洗ってください。
(泡立ちは最低限に抑えておりますが、洗浄力はあります)
2.汚れた水を流し、新しく注いだ同量の水で軽くすすいで陰干ししてください。
※排水は海や、地面に直接捨てないで、下水処理できる場所に捨ててください。
3.日差しを避け、型くずれしないように平干し、又はハンガーでつり干しする。
毎回洗うことでより消臭や着香などの効果を感じることができます。
ユーザーの評価
それでは、実際に使用したユーザーの評価はどうだったのか?調べてみたいと思います。
良い評価
評価5.0点
Amazon、楽天、Yahooより レビュー評価引用
香りづけが強いかなぁ~と思っていましたが
潮の臭いを消してくれて、ほのかな匂い付けなので、洗っている時ほどウェットスーツは気になりません。
柔軟成分もシッカリしていて、助かっています。(リピーター)
評価5.0点
もう何年も使っています。以前はウエットシャンプーとソフナー2本使っていましたが1本になって安く使えて助かっています。浴槽で押し洗いすると水が濁るので汚れが落ちているのがよくわかります。すすぎはハンガーにかけてシャワーで流せば簡単。これで違いが出るのが2年目です。
ソフナーが効いているのかウェットの柔らかさが全然違います。香りも気に入っていてこれからも使い続けます。
評価5.0点
ブーツとグローブの中の匂いが臭かったので、試しにこれで洗い、濯がず干したら匂いが消えた!
悪い評価
評価3.0点
Amazon、楽天、Yahooより レビュー評価引用
汚れが落ちている感じがしません。いい匂いはしますので、芳香剤かな?
評価1.0点
ウェットボンドで補修した箇所がこの洗剤で洗うと、剥がれてしまう。
分量を間違えていないか、再度補修して一月後に試してみたら、やっぱり剥がれた。よく見るとウェットボンドで補修した箇所が白く変色している。これは補修後にはなかったことだ。洗浄成分が強いのかな。いずれにしても使うのをやめました。
基本的にいい評価が多かったのですが、
悪い評価では、『汚れが落ちない』、『補修箇所が剥がれた』の意見もありました。
それでは実際に、使ってみて検証していきましょう。
アロマウェット実際に使用してみた
まず、使用するのはこのボロボロウェットです。
なんと、8年くらい使用していますが、まだ現役でたまに使用しています。
記憶にある限り、洗剤で洗ったことはありません。(汚くてごめんなさい)
またウェットボンドでの補修箇所も複数あるので、検証にはピッタリです。
そしてもう1着はワックスで汚れまくったタッパーです。
見てください、真夏も着用していたので、溶けたワックスがジャージ繊維にめり込んでいます・・・。
分かり易くするために、左半分だけ洗ってみようと思います。
それでは、この2着で検証していきます。
先ずは、手順どおりに,10Lの水に20ml(キャップ約半分)を溶かします。
汚れがひどいと思うので、20分間つけ込みます。
・・・20分後
こんな感じです。
(ポリタンクは重しです。ウェットスーツが浮いてきてしまい上手く漬からないので)
それでは揉み洗いしていきます。
5分程やさしくもみ洗いしてみると・・・
どんどん水が黒くなっていく・・・
こんなの着ていたのか・・・
ワックス汚れの酷かった、タッパーの表面をこすってあげると、このように繊維に食い込んだワックスがボロボロ出てきました・・・。
洗浄液でワックスが、どんどん柔らかく溶けていくのがわかります。
洗浄力はかなり高いようですね。
それでは最後の仕上げに水洗いをして、乾燥しました。
ボロボロウェットは、いたるところに補修箇所がありますが、どこも剥がれた様子はありませんでした。
タッパーを、左半分だけ洗浄してみた結果がこちらです。
洗浄前は繊維の間にワックス入り込んでいますが、洗浄後の左半分はかなり綺麗になっています。
たった一回の洗浄で、これだけ汚れが落ちたので、定期的に行えば綺麗な状態を維持できますね。
今回はクリアタイプを使用しましたが、洗浄力はこのように十分強いと思います。
香りは洗いあげた直後は、殆ど感じませんでしたが、乾燥させてみるとほのかに香る位でした。
生地は、明らかにしっとり・ふわっとしているのが分かります。
写真では伝わりづらいのですが、手で触ると違いが分かりますね。
やっぱりウェットは定期的に洗った方がいいですね。
もっと早くアロマウェットを使っていれば、こんなにボロボロにならなくて済んだかもしれません。笑
まとめ
ウェットスーツも、どんどん高性能になって、値段も上がってきています。
少しでも長く着られるように、アロマウェットで日々のメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか。
以上、アロマウェットの商品レビューでした。
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