
痛い!かゆい!
死んじゃうよ・・・。
何とかして・・・。



まずは落ち着いて!
これは・・・クラゲの仕業だね。
しっかり対処すれば良くなるから安心して!
クラゲ・・・。
せっかく海水浴やマリンスポーツを楽しんでいるのに、水を差してくるイヤな奴です。
見た目も気持ち悪いクラゲですが、厄介なのは触手に仕込まれている毒針です。
触れようものなら、毒針をお見舞いしてきます。
毒性の弱いクラゲであれば、少し腫れる程度ですが、
強いクラゲですと、えぐれる様な傷跡や、アナフィラキシーショックで死に至る事も・・・・。
この記事では、そんな危険を伴うクラゲに刺された時の対処法
そして、刺されないようにする為の予防法を紹介します。
もし、もう刺されていて
対処法を早く知りたいという方は、もくじの『2.刺された時の対処法』クリックしてください。
紹介ページに飛びます。
代表的なクラゲの種類
まずは、
日本近海に生息する代表的なクラゲを紹介していきます。
ミズクラゲ


日本近海で、最もポピュラーなクラゲがこのミズクラゲです。
毒性は弱く、刺されても気か付かない事が多い。
肌の弱い人は、このミズクラゲでも腫れてしまう事もあります。
アンドンクラゲ


6月から8月に多く発生するアンドンクラゲです。
お盆の時期に多く発生するから、この名前がついたともいわれています。
毒性が強く、刺されると電気が走るような痛みに襲われ
クラゲ被害の多くが、このアンドンクラゲが原因となっています。
泳ぎが得意で、黒潮に乗って北海道付近にまで行動範囲を広げます。
さらに無色透明で見えにくい事も、被害を多くしている原因ですね。
カツオノエボシ


きわめて強力な毒性を持つのが、このカツオノエボシです。
その強力な毒は、刺されると強烈な電撃を受けたかのような激痛が走り、長時間痛みが続きます。
更に怖いのが、複数回刺されるとアナフィラキシーショックというアレルギー症状を引き起こし、最悪死に至る場合もあります。
症状として個人差がありますが、呼吸困難、嘔吐、心悸亢進、じんましん、くしゃみ、咳、脱力感、不安感などの症状が15分後~発生します。
このカツオノエボシ、実はクラゲではなく、ヒドロ中という生物が無数に集まって形成された群体です。
上で紹介したクラゲのように、自分の意志で泳いだりせずに、
ただ海を漂っており、毎年潮の流れに乗って日本近海まで運ばれてきます。
その他のクラゲ
- ハナガサクラゲ
日本の中南部沿岸でみられ、毒性は中等度 - アカクラゲ
日本南部では冬から春、日本海では春から夏、北海道では夏に多くみられ、毒性は強い - キタカギノテクラゲ
東北・北海道などに多くみられ、毒性が非常に強い - アマクサクラゲ
日本中南部で夏に多くみられ(九州天草地方周辺)、毒性は強烈
刺された時の対処法
1.海からすぐに上がる


刺されたらすぐに海から上がる事をおすすめします。
1匹いる場合は、他にも多数のクラゲが漂っている場合があります。
特に、毒性が強いクラゲに刺されてアナフィラキシーショックを引き起こした場合、呼吸困難を起こして溺死に至る事例もあります。
アナフィラキシーショックが起こるまで10~15分の時間間隔があります。
人によっては数時間後という場合もあります。
2.海水で洗い流す


刺された際、慌てて腕を引っ込めた時に触手が絡みついている場合があります。
波打ち際で海水を使って洗い流しましょう。
真水などで洗うと、浸透圧の差で毒が余計入り込んできます。
また、手でこすったりして洗うと余計にヒドくなりますので、軽く流す程度にしましょう。
3.残った毒針・触手ピンセットで取り除く


”2”で洗い流せなかった触手をピンセットで取り除きます。
毒針が目に見える場合は、合わせてピンセットで取り除きましょう。
4.痛みがヒドい場合は必ず病院へ


痛みが酷いという事は、毒性が非常に強いクラゲに刺されたという事です。
上で紹介したように、数時間後にアナフィラキシーショックになる場合がありますし、
また病院で処方される塗り薬は良く効きますのでそういう意味でもおすすめです。
そこまで、ヒドくない場合でも“かゆみ”や“傷跡“が気になる場合は、
市販薬をすぐに塗る事をおすすめします。
おすすめ市販薬”ムヒ アルファEX”
そこまで、ヒドくない場合でも“かゆみ”や“傷跡“が気になる場合は、市販薬をすぐに塗る事をおすすめします。
おすすめは“ムヒアルファEXクリームタイプ”です!
我慢出来ない“かゆみ”も嘘のように引いていきます。
クリームタイプは、患部に直接にとどまりますので更に効果的です。
海で遊ぶ際は事前に準備をお忘れなく!
クラゲに刺されない予防法


せっかく海を楽しんでいるのに、クラゲに刺されて病院送りなんてイヤですよね。
そうならない様に、クラゲに刺されない予防法を紹介します。
まずは、定番の『SAFE SEA』です。
SPF50レベルの日焼け止めに、クラゲ対策成分が含まれている便利な商品です。
海によく入るサーファーからの信頼も厚い製品です。
クラゲを避けるのではなく、クラゲの触手に似た成分を含むことで刺されにくくします。
日焼け止めの成分が要らなければ、こちらの”ジェリーズガード”がおすすめです。
クラゲ予防に特化した商品になりますので、効果は抜群です。
日焼け止めと併用するなら、日焼け止めの上から塗るようにしましょう。
以上、クラゲに刺された時の対処法と予防法でした。
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