ウェットスーツ脱いでたら破れちゃった(涙)
これじゃあ水が入ってきて冷たいよ・・・
どうしよう?
この位の破れなら自分で修理出来ちゃうよ!
簡単だから、一緒にやってみよう!!
サーフィンに必需品のウェットスーツですが、破れたり裂けたりした事はありませんか?
まだウェットスーツに慣れない初心者の時は、特にやってしまいがちですよね。
毎回ショップに持っていくと、お金も時間も掛かってしまいますよね。
そんな時は自分で直す、セルフリペアがおすすめです。
この記事では、ウェットスーツの修理方法を解説していきます。
以外にも簡単に出来てしまいますので、是非挑戦してみましょう。
ウェットスーツ修理の道具
まずは、ウェットスーツの修理に必要な道具を紹介していきます。
ウェットボンド
まずウェットスーツの修理に必需品なのが、ウェットボンドです。
今回は、最も有名な『DOPES ドープス』のウェットリペアキットを使用します。
価格は1,000円程度で何度も使用できますので、コストパフォーマンスは最高です!
セットの内容は、以下の4点です。
ボンドだけではなく、メルコシートや補填用生地が入っているのもうれしいです。
ウェットスーツの生地なんて、どこで売ってるか分からないですしね・・・。
- ウェットボンド 20cc
ウェットスーツの生地どうしを融着する接着剤
メルコシート(右の黒い生地)
破れた部分の内側から熱圧着する事で水を遮るシート
スキン生地 3mm
ウェットスーツのスキン生地、破損している部分の補填用
ジャージ生地 3mm
ウェットスーツのジャージ生地、破損している部分の補填用
その他
その他、修理に必要な道具は、
- ハサミ
破れた部分をハサミで切って綺麗にする際に使用します。 - アイロン
メルコシートを熱圧着する場合に使用します。
ペンチ
生地を圧着する際に使用すると、より強力に圧着出来ます。
マストではありませんが、用意出来る様でしたら使用しましょう。
ウェットスーツ『破れ』の修理方法
今回の修理箇所はコチラです。
脱ぐときに力が掛かりがちな袖部分の破れです。
既にかなり古いウェットスーツなので、全体的にひび割れしていますが・・・
そこは、気にしないでください。
① 破れた部分を綺麗にする
まずは、破れた部分の断面を綺麗にしましょう。
綺麗に裂けている場合は、必要ありません。
断面がボソボソしていると、上手く接着できませんのでなるべくフラットにします。
断面がボロボロの場合は、破れた部分全体を丸く切り落とし
カットした型と同じ型で、付属品の生地をカットしましょう。
②ウェットボンドを修理箇所に塗り込む
次に、断面にウェットボンドを塗り込んでいきます。
破れた部分が小さい場合は、上の様に”つまようじ”を使うと塗りやすいです。
断面全体にしっかりと行き渡るように塗りましょう。
このように、洗濯ばさみで挟んで広げながら塗るとやりやすいです。
③ウェットボンドを完全に乾かす
しっかりと塗ったら、完全に乾くまで10分~15分程度待ちましょう。
指でボンドを触っても、付かないのが目安です。
くれぐれも、乾いていない状態で④に進まないで下さい。
時間が経つと簡単に剥がれてしまいます!!
確実に修理したい場合は、②と④を3回程度繰り返しましょう。
より強力に接着する事が可能です。
この時、毎回確実に乾かすことが上手く修理するコツです。
④修理箇所を圧着する
完全に乾ききったら圧着を行います。
段差が出来ないように、慎重に断面同士を圧着させましょう。
最後に強くつまみ(揉んで)圧着してください。
強くつまむほど、強力に圧着されますのでペンチなどを使うのも有効です。
但し、生地を痛めない程度にしましょう。
⑤裏側からメルコテープを熱圧着する
裂け目が貫通している破損の場合は、ウェットスーツ裏側からメルコシートを熱圧着します。
これにより、破損個所の保護と海水の侵入を防ぐことが出来ます。
メルコシートを裂け目より少し大きい程度にカットしましょう。
メルコシートは、伸縮性がほとんどありません。
大きく張り付けてしまうと、ウェットスーツの伸縮性が落ちてしまいますので注意!
アイロンの温度は、中温(140~150℃)で20秒間圧着すればOKです。
これで修理は完了です。
このように引っ張っても、剥がれる様子はありません。
(生地が古いのでひび割れまくっていますが・・・)
30分程度で簡単に出来てしまいますので、修理に出すよりはるかに楽ですね。
是非、1本は持っておくことをお勧めします。
ウェットスーツ『裂け目』の修理方法
次はこのような裂け目の修理です。
このような裂け目があると、海水が少しずつ入ってきてしまい保温力が落ちます。
出来れば、こまめに修理する事をおすすめします。
基本的には、破れの場合と同じです。
裂け目に、ウェットボンドをしっかりと塗っていきます。
完全に乾くまで待ちましょう。
洗濯ばさみを使うと、待つときも楽ですね。
しっかりと指で圧着します。
これで完成です!
このような裂け目の場合は、貫通していないのでメルコシートを張る必要はありません。
いかがだったでしょうか?
思ったより、簡単だったと思います。
是非、1つはウェットボンドを常備して置くことをおすすめします。
YouTubeの動画でも紹介されていますので、参考にしてみて下さい。
以上、ウェットスーツ修理方法でした。
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