セミドライウェットスーツの選び方とおすすめ|初心者向けに何月から・5mm/3mm・ジップのちがいを解説

この冬はじめてセミドライのウェットスーツを買う人、フルスーツ3mmでは寒くなってきた人に向けた記事です。
セミドライとフルスーツのちがい、着はじめる時期の目安、厚さ(5mm/3mm)とジップ(チェスト・バック・ノンジップ)の選び方、通販で買える初心者向けのモデルを調べてまとめました。
先に結論:はじめてのセミドライは「5mm/3mm・チェストジップ・起毛裏」が基本
- 着る目安:水温が15℃を下回ってきたらセミドライ5mm。10℃を切る地域はドライスーツも検討
- 厚さ:胴体5mm・腕や脚3mmの「5mm/3mm」が定番。暖かさと動きやすさのバランスがとれています
- ジップ:水の入りにくさと着やすさのバランスならチェストジップ。着脱の楽さ重視ならバックジップ
- 通販で買うならサイズ表を必ず確認。体型が合わなければ、ショップでオーダーするほうが結局暖かく着られます
- 迷ったら → FELLOW セミドライ チェストジップ(メンズ/レディース)
この記事で紹介している商品(8点)を一覧で見る
- FELLOW セミドライ ウェットスーツ チェストジップ メンズ 5mm/3mm
- FELLOW セミドライ ウェットスーツ レディース 5mm/3mm チェストジップ
- RSS SURF EVOTRIC セミドライスーツ 5mm/3mm バックジップ メンズ
- MORGEN SKY ウェットスーツ 5mm/3mm/2mm セミドライ フルスーツ バックジップ メンズ
- FELLOW セミドライ ウェットスーツ レディース 5mm/3mm スキン バックジップ
- SURF8(サーフエイト)3mm スプリットソールブーツ
- SURF8(サーフエイト)3mm スムースラバーグローブ
- SURF8(サーフエイト)2mm ジャージフード
セミドライウェットスーツとは?フルスーツとのちがい
セミドライは、見た目はフルスーツ(長袖・長ズボン)とほぼ同じです。ちがうのは、水が中に入りにくい作りになっていることと、生地が厚めなことです。
ウェットスーツは、もともと中に少しだけ海水が入り、その水の層が体温で温まって保温する仕組みです(くわしくはウェットスーツの種類9つと選び方で解説しています)。セミドライは首・手首・足首やファスナーまわりから水が入りにくいように工夫されていて、冷たい水が入れ替わりにくいぶん、暖かさが続きます。
水をまったく通さないのが「ドライスーツ」で、セミドライはその中間、という位置づけです。
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| フルスーツ | セミドライ | ドライスーツ | |
|---|---|---|---|
| 生地の厚さ | 主に3mm | 主に5mm(腕などは3mm) | モデルによる |
| 水の入り方 | 少し入る | 入りにくい | 入らない |
| 水温の目安 | 15〜20℃ | 10〜15℃ | 0〜10℃ |
| 主な時期 | 春・秋(温暖な地域は冬も) | 多くの地域の真冬 | 北海道など寒い地域の冬 |
水温の目安は、このサイトのウェットスーツの記事でまとめている目安です。同じ水温でも、風や気温、寒さへの強さで感じ方は変わります。
セミドライの選び方|時期・厚さ・ジップ・裏地・サイズ
セミドライは何月から?水温15℃がひとつの目安
「何月から」は地域によってかなりちがうので、月よりも水温で決めるのがおすすめです。
- 水温15〜20℃:フルスーツ3mm
- 水温10〜15℃:セミドライ5mm
- 水温0〜10℃:ドライスーツ
一般的には、関東の海ならおおむね11月ごろから5月ごろまでがセミドライの時期と言われることが多いです。南房総・湘南・四国・宮崎のように冬でも水温が比較的高い地域では、真冬もセミドライで過ごせるとされています。
自分のポイントの水温は、気象庁の海面水温のページやサーフィンの波情報サイトで確認できます。「最近フルスーツだと海から上がったときに震える」と感じたら、切りかえどきです。
厚さは「5mm/3mm」が定番
セミドライの「5mm/3mm」は、胴体など冷えやすい部分が5mm、腕や脚などよく動かす部分が3mmという意味です。体の中心はしっかり温めつつ、パドリングで動かす腕は薄くして動きやすくしています。
はじめての1着なら、まずは5mm/3mmを選べば大きく外すことはありません。「5mm/3mm/2mm」のように、さらに部分ごとに厚さを変えているモデルもあります。
チェストジップ・バックジップ・ノンジップのちがい

セミドライ選びでいちばん迷うのが、ファスナー(ジップ)の位置です。
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| チェストジップ | バックジップ | ノンジップ | |
|---|---|---|---|
| ファスナーの位置 | 胸 | 背中 | なし(首から着る) |
| 水の入りにくさ | ◯ | △(作りによる) | ◎ |
| 着やすさ | ◯ | ◎ | △ |
| 動きやすさ | ◯(肩まわりが動かしやすい) | △〜◯ | ◎ |
| 向いている人 | はじめての1着、バランス重視 | 着替えの手間を減らしたい人 | 暖かさ重視、着脱に慣れている人 |
- チェストジップ:胸の開口部から着るタイプ。背中にファスナーがないので肩まわりが動かしやすく、水も入りにくいです。着るときに少しコツがいります
- バックジップ:背中のファスナーを開けて着るタイプ。いちばん着脱しやすいですが、作りによっては背中から水が入りやすいので、ファスナーの裏に水よけがあるかなどを見ておくと安心です
- ノンジップ:ファスナーがなく、首の開口部から着るタイプ。水が入りにくく動きやすい反面、着脱はいちばん大変で、首まわりの生地が伸びやすいと言われています
はじめてなら、水の入りにくさと着やすさのバランスがよいチェストジップが選びやすいです。
裏地は起毛、表はジャージかスキン
セミドライの裏地は、ほとんどが起毛素材です。肌ざわりがよく、水をうまく保持して保温力を高めてくれます。
表の素材は大きく2つです。
- ジャージ:ニット地を貼った表面。丈夫で、色やデザインのバリエーションが多い
- スキン:ゴムがむき出しのつるっとした表面。断熱性が高く、肌に密着しやすい一方、ジャージより傷つきやすい
素材のちがいは、上で紹介したウェットスーツの種類の記事の「素材」の章でもくわしく説明しています。
サイズがいちばん大事。通販ならサイズ表を必ず確認
セミドライは「体にぴったり合っていること」が暖かさに直結します。すき間があると、そこから冷たい水が入れ替わってしまい、せっかくのセミドライの意味が薄れてしまいます。
通販で買うときのポイント
・身長・体重だけでなく、胸囲・ウエスト・ヒップなど、サイズ表にある項目を実際に測って比べる
・サイズの交換や返品ができるか、条件を買う前に確認する
・届いたら、海に入る前に家で試着して、首・脇・股にすき間やつっぱりがないか確かめる
既製品(つるし)はあくまで標準的な体型に合わせて作られています。サイズ表のどこにも当てはまらない、腕や脚が長い・短いなど体型に特徴がある人は、サーフショップでのオーダー(フルオーダー・セミオーダー)も検討してください。セミドライはオーダーがすすめられることが多い種類で、採寸してもらえば水の入りにくさも動きやすさも上がります。
初めてのセミドライにおすすめのウェットスーツ
ここでは、通販で買えて、初めての1着にも選びやすいモデルを紹介します。どれも筆者が使ったものではなく、仕様と特徴を調べてまとめたものです。最新の価格・サイズ展開はリンク先で確認してください。
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| モデル | 対象 | 厚さ | ジップ | こんな人に |
|---|---|---|---|---|
| FELLOW セミドライ チェストジップ | メンズ | 5mm/3mm | チェスト | 迷ったらこれ |
| RSS SURF EVOTRIC セミドライ | メンズ | 5mm/3mm | バック | 着脱の楽さ重視 |
| MORGEN SKY セミドライ フルスーツ | メンズ | 5mm/3mm/2mm | バック | ためしに安く1着 |
| FELLOW セミドライ チェストジップ | レディース | 5mm/3mm | チェスト | 女性の初めての1着 |
| FELLOW セミドライ スキン バックジップ | レディース | 5mm/3mm | バック | 着やすさ重視の女性 |
FELLOW セミドライ チェストジップ(メンズ)
こんな人に:はじめてのセミドライで、まず失敗したくない男性。
特徴:胴体5mm・腕などが3mmの5mm/3mmで、裏地は保温性のある起毛。ジップは水の入りにくいチェストジップです。FELLOWは大阪のブランドで、価格がおさえめでネット通販で人気があります。サーフブーツやグローブも出しているので、小物をまとめてそろえやすいのもポイントです。
注意点:チェストジップは、慣れるまで着るのに少し時間がかかります。サイズ表をよく見て選んでください。
RSS SURF EVOTRIC セミドライ バックジップ(メンズ)
こんな人に:真冬の着替えをできるだけ楽にしたい男性。
特徴:5mm/3mmのバックジップで、表面はスキン、裏地は保温性のある起毛です。背中のファスナーを開けて着るので、チェストジップより着脱しやすいのが魅力です。
注意点:バックジップは、チェストジップやノンジップにくらべると背中から水が入りやすい作りです。スキン素材は爪やボードのフィンで傷つきやすいので、着るときにやさしく扱いましょう。
MORGEN SKY セミドライ フルスーツ バックジップ(メンズ)
こんな人に:冬のサーフィンを続けるかまだわからず、まずはためしに1着ほしい人。
特徴:5mm/3mm/2mmと部分ごとに厚さを変えたバックジップのセミドライで、ここで紹介する中ではいちばん手ごろな価格帯です。
注意点:正直に書くと、サーフィン専用のモデルではなく、ダイビングなどとの兼用の低価格品です。サーフィンブランドのセミドライとくらべると、パドリングのしやすさや水の入りにくさで差が出る可能性があります。冬にしっかり通うつもりなら、上のサーフィン向けモデルやショップでのオーダーを検討するのがおすすめです。
FELLOW セミドライ チェストジップ(レディース)
こんな人に:はじめてのセミドライを探している女性。
特徴:メンズと同じFELLOWのチェストジップ、5mm/3mmのレディースモデルです。水の入りにくさと動きやすさのバランスがよく、初めての1着に選びやすいタイプです。
注意点:女性は特に、胸まわりやヒップでサイズが合わないことがあります。サイズ表の各項目を測ってから選んでください。
FELLOW セミドライ スキン バックジップ(レディース)
こんな人に:着替えの手間を少しでも減らしたい女性。
特徴:表面がスキンのバックジップ、5mm/3mmのレディースモデルです。背中から着られるので、セミドライを着るのが初めてでも着脱しやすいです。
注意点:バックジップなので、水の入りにくさはチェストジップより一歩ゆずります。スキン素材はやさしく扱いましょう。
セミドライとあわせてそろえたい小物(ブーツ・グローブ・フード)
セミドライを着ても、手足や頭はむき出しです。水温が下がる地域では、ウェットスーツの次にブーツ → グローブ → ヘッドキャップの順でそろえていくと、冬のサーフィンがぐっと楽になります。
筆者は、ブーツ・グローブ・ヘッドキャップはSURF8のものを使っています。ブーツはスプリットソールブーツ(今のモデルの前のバージョン)を3年使っていて、今が一番足になじんでいるくらいです(サーフブーツの選び方とおすすめ)。
グローブもSURF8が筆者のおすすめです(筆者が愛用しているのはマグマコアのグローブで、下のカードは今買えるSURF8のモデルです)。厚さの選び方やほかのモデルはサーフグローブの選び方とおすすめ14選でまとめています。
頭が「キーン」と冷える地域なら、フードもあると安心です。筆者が使っているのはSURF8のジャージサーモフード 2mmで、下のカードは今買える近いモデルです(ヘッドキャップの選び方)。
セミドライのよくある質問
- セミドライは初心者でも着られますか?
- 着られます。冬にサーフィンするなら、初心者こそ暖かいセミドライのほうが体が冷えにくく、練習に集中しやすいです。ジップは着脱と水の入りにくさのバランスがよいチェストジップか、着やすいバックジップから選ぶとよいでしょう。
- セミドライは何月から着ればいいですか?
- 地域でちがうので、水温で決めるのがおすすめです。水温が15℃を下回ってきたらセミドライ5mmが目安です。関東では11月ごろ〜5月ごろが目安と言われることが多いです。
- 5mmと3mmはどちらを選べばいいですか?
- セミドライなら、胴体5mm・腕や脚3mmの「5mm/3mm」が定番です。全身3mmのセミドライもありますが、水温10〜15℃の真冬に使うなら5mm/3mmのほうが安心です。
- チェストジップとバックジップ、どちらが暖かいですか?
- 一般的には、背中にファスナーがないチェストジップのほうが水が入りにくく、暖かさを保ちやすいです。バックジップは着脱が楽なのが長所です。いちばん水が入りにくいのはノンジップですが、着脱は大変です。
- セミドライは通販で買っても大丈夫ですか?
- サイズ表に体がきちんと当てはまるなら、通販でも選べます。胸囲やウエストなどを測って比べ、交換・返品の条件も確認しておきましょう。体型がサイズ表に合わない人は、サーフショップでオーダーするほうが、水が入りにくく暖かく着られます。
まとめ:迷ったら「FELLOW チェストジップ 5mm/3mm」
- セミドライは、水が入りにくく生地が厚い冬用のウェットスーツ。水温10〜15℃が目安
- 着はじめは月より水温で。15℃を下回ってきたら切りかえどき
- 厚さは5mm/3mm、ジップはバランスのよいチェストジップが選びやすい
- いちばん大事なのはサイズ。通販ならサイズ表を必ず確認し、合わなければショップでオーダー
迷ったら、男性も女性もFELLOWのチェストジップ 5mm/3mmから検討してみてください。着脱の楽さを優先するならバックジップのモデルが候補です。
冬のサーフィンの防寒対策や着替えの工夫は、冬のサーフィンの防寒対策まとめで紹介しています。





