1. ホーム
  2. サーフィン
  3. How-to
  4. サーフィンのテイクオフのやり方|足の運びと手の位置を6ステップ・8つのポイントで解説
How-to

サーフィンのテイクオフのやり方|足の運びと手の位置を6ステップ・8つのポイントで解説

この記事は、テイクオフがうまく決まらない初心者〜中級者向けです。最速のテイクオフと言われる「スタンダードテイクオフ」を、6つの動作(ステップ)と8つのポイントに分けて、手の位置や足の運びまで細かく解説します。

この記事の要点

  • スタンダードテイクオフは「手をつく → 両ひざを引き寄せる → 後ろ足 → 前足 → 手をはなす → 上半身を起こす」の6ステップ
  • 足の運びは「後ろ足が先、前足があと」。後ろ足はサイドフィンの真上、前足は両手の間に置く
  • 手はみぞおちの横に「置く」。レールは握らない
  • 目線は進行方向の少し先。ひざを伸ばした棒立ちはNG
  • ボードは常に水平に保ち、波の中腹でテイクオフを終える
おじサーファー

スタンダードテイクオフって何だ?

テイクオフは、教える人によって言うことが違うことがありますよね。実はテイクオフには複数の種類があり、それぞれ動き方が違います。種類の違いは下の記事でまとめています。

関連記事サーフィンのテイクオフ4種類を比較|先に着くのは後ろ足?前足?初心者はどれから?
https://barefootsurftravel.com/livemore-magazine/the-standard-pop-up-2

上の図が、複数あるテイクオフの中でも最速と言われる「スタンダードテイクオフ」です。ここから6つのステップに分けて見ていきます。

ステップ1.手をついて胸を上げる(手の位置)

パドリングでボードがしっかり滑り出したら、ボードに手を置いて上半身を持ち上げます。

ポイント1:手は「みぞおちの横」

後ろすぎると、厚くパワーのない波でボードに体重をかけにくくなります。前すぎると前後のバランスが取りにくく、パーリング(ノーズが刺さること)の原因になります。

ポイント2:レールを握らない

握ると体が力んでバランスを崩しやすく、「手をはなす」動作が1つ増えるぶんテイクオフも遅くなります。手はボードの上に置くだけ(指がレールにかかる程度ならOK)。

このステップでよく波に置いていかれる人は、ボードが滑り出す前にあわてて立ってしまうのが原因です。タイミングの問題もありますが、パドリングの推進力が足りないことが多いです。正しいパドリングのフォームはパドリングの姿勢とフォームの記事で解説しています。

ステップ2.両ひざを引き寄せる

ステップ1のあと、波に押されてボードが加速していれば安定します。腰を上げるようにひざを曲げてボードと体の間にすき間を作り、その反動で両ひざを一気に引き込みます。

陸で練習するときは、つま先を使わないように注意しましょう。つま先を使えば簡単にひざを引き込めますが、ショートボードなど短いボードでは、つま先の位置にボードがありません。

ポイント3:目線を落とさない

このステップは特に目線が落ちやすいところです。テイクオフ全体を通して、進行方向の少し先を見ましょう。目線を落とすと次のようなデメリットがあります。

  • バランスを崩しやすい
  • この先の波の様子がわからない
  • 失速の原因になる

ステップ3.後ろ足をボードに着地(足の運び①)

両ひざを一気に引き込んだら、先に後ろ足をボードのテール側に置きます。

ポイント4:後ろ足は「サイドフィンの真上」

よくあるのは、勢いあまって前に来すぎることです。前すぎるとテールを踏めず操作性が落ち、スタンスも狭くなってフォームもかっこ悪くなります。陸での反復練習で、後ろ足の位置を合わせておくのがおすすめです。

ステップ4.前足を手の間に移動(足の運び②)

後ろ足を置いたら、次に前足を両手の間に置きます。

ポイント5:胸とひざをくっつけるイメージ

胸とひざを近づけるイメージで動くと、前足がスムーズに出やすくなります。

ステップ5.ボードから手をはなす

前足にしっかり体重が乗ったら、腰を落としながらゆっくり手をはなします。一気に立ち上がりたくなりますが、そうするとひざが伸びた「棒立ち」になってしまいます。

ポイント6:頭の高さを変えない

「頭の位置を変えない」と意識すると、腰が落ちた体勢をキープしやすくなります。

ステップ6.上半身を起こす

ステップ5の体勢のままだと、重心が前に乗っています。波のフェイスを滑り降りるだけなら問題ありませんが、ボトムターンやアップスなどテールを踏む動きをしたいときは、上半身を起こしましょう。

ポイント7:後ろ足のひざを内側に曲げる

ここでもひざを伸ばした棒立ちはNGです。バランスを崩しやすく、次の動きに移れません。両ひざをくっつけるイメージで、後ろ足のひざを内側に曲げると再現しやすいです。

ポイント8:ボードは水平、波の中腹をキープ

テイクオフ全体を通して、ボードは常に水平に保ち「波の中腹」をキープしましょう。中腹でテイクオフが終われば、そこからボトムへ降りながらスピードをつけられます。テイクオフ中にボトムまで降りてしまうと、スピードがつかずに失速します。

スポンサーリンク

テイクオフ動作まとめ(6ステップと足の運び)

まとめ

ステップ1:手をついて胸を上げる
・手はみぞおちの横
・レールを握らない

ステップ2:両ひざを引き寄せる
・目線は落とさず進行方向へ

ステップ3:後ろ足をボードに着地
・サイドフィンの真上に置く

ステップ4:前足を手の間に移動
・胸とひざをくっつけるイメージ

ステップ5:ボードから手をはなす
・頭の高さを変えず、腰を落としたまま

ステップ6:上半身を起こす
・ひざを伸ばして棒立ちにならない
・テイクオフ中はボードを常に水平に

迷ったら、まずは「手はみぞおちの横」「後ろ足が先、位置はサイドフィンの上」の2つだけ意識してみてください。この動きは陸でもくり返し練習できます。家でできる練習は陸上トレーニングの記事で紹介しています。

テイクオフの動きは、海に行けない日でも陸で練習できます。サーフスケートや、動きを図で確認できる本を使うのもおすすめです。

スポンサーリンク