耳の中の水を抜く6つの方法|やってはいけないこと・予防法も解説
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サーフィンやプールのあと、耳に入った水が抜けなくて気持ち悪い…という人に向けた記事です。
水が抜けなくなる理由、やってはいけないこと、安全に試せる6つの方法、水が入らないようにする予防法がわかります。
この記事の要点
- やってはいけない:頭を激しく振る、綿棒や指を耳の奥に入れる
- まず試す:水が入った耳を下に傾け、耳を後ろに引っぱる/口を大きく動かす/その場で軽く跳ねる
- それでもダメなら:ドライヤーの弱い風を離して当てて温める。無理せず自然に乾くのを待つのも安全な方法です
- 予防するなら耳栓。音が聞こえるサーフィン用耳栓「SurfEars」が便利です
- 痛み・聞こえにくさ・耳だれ・熱があるときは、自分でいじらず耳鼻咽喉科を受診してください
耳の中の水が抜けないのはなぜ?

耳の穴(外耳道)の奥、鼓膜の付け根あたりには小さなくぼみがあります。上の画像の青い丸の部分です。
水はここにたまり、表面張力で鼓膜に張りつくような状態になります。こうなると、なかなか抜けません。
耳の水抜きでやってはいけないこと
早く水を出したくて、頭を振ったり綿棒を入れたりしがちですが、どちらも避けましょう。
頭を激しく振る

いちばん手っ取り早く思えますが、おすすめしません。
アメリカのコーネル大学とバージニア工科大学の研究チームが、2019年の学会でこんな発表をしています。
子どもの細い耳の穴から水を出すには、重力の約10倍の加速度で頭を振る必要があり、脳を傷つけるおそれがある、というものです。
大人は耳の穴が広いぶん必要な力は小さいとされていますが、激しく振らないに越したことはありません。特に子どもには、頭を振って水を出させないようにしましょう。
綿棒や指を耳の奥に入れる

水は鼓膜近くのくぼみにたまるので、まっすぐな綿棒では届きません。
それどころか、綿棒を奥に入れすぎると耳あかを奥に押し込んで聞こえにくくなったり、炎症を起こしたりすることがあります。耳の中を傷つけたり、鼓膜を傷めたりするおそれもあります。
水よりずっと厄介なことになるので、やめておきましょう。
耳の中の水を抜く6つの方法
ここからは、上のNG行動を避けて試せる方法です。かんたんなものから順に試してみてください。

1. 耳を後ろに引っぱる
水が入ったほうの耳を下にして頭をゆっくり傾け、耳たぶを斜め後ろ(上と後ろ)に引っぱります。
耳の穴の形が変わることで、表面張力がくずれて水が出てくることがあります。効き方には個人差があります。
2. 口を大きく動かす(あくび・ガムをかむ)
仰向けに寝て、1分ほど口を大きくパクパク動かします。「あー」「うー」と声を出しながらでもOKです。そのあと、水が入った耳を下にするように寝返りをうちます。
あごを動かすことで耳のまわりが動き、水が出やすくなることがあります。あくびやガムをかむのも同じ考え方です。
3. 耳を下にして軽く跳ねる
定番の方法です。水が入ったほうの耳を下に傾け、その場でトントンと軽く跳ねます。
このとき、いっしょに頭を振らないようにしてください。
4. ドライヤーで温める
ドライヤーを弱い温風(または送風)にして、耳から離して当てます。ホットタオルを当てるのでもかまいません。
温まって水が出やすくなったら、1〜3の方法をもう一度試してみましょう。
ドライヤーは近づけすぎるとやけどの原因になるので、必ず離して使ってください。
5. 呼び水を使う
あえて耳に少しだけ水を入れ、中の水といっしょに出す「呼び水」という方法もあります。
スポイトか、ぬらした指先で2〜3滴たらし、耳に水が入ったのを確認したら、耳を下にして軽く跳ねて出します。
鼓膜に穴があいている人、耳の病気で治療中の人、耳の手術をしたことがある人は、耳に液体を入れないでください。心配なときは耳鼻咽喉科に相談しましょう。
よく耳に水が入って困る人向けに、市販の耳の水抜き剤もあります。使う前に説明書の注意をよく読み、耳に持病がある人は医師に相談してから使ってください。
6. 自然に乾くのを待つ
ここまで試しても抜けないときや、呼び水に抵抗があるときは、無理をせず自然に乾くのを待ちましょう。
違和感は残るかもしれませんが、あれこれいじるより安全です。
早く乾かしたい人には、耳専用のドライヤーもあります。温かい空気を耳に送って乾かすアイテムで、よく耳に水が入る人に向いています。
こんなときは耳鼻咽喉科へ
耳が痛い、聞こえにくい、耳だれが出る、熱がある、耳の外側が赤くはれている――こうしたときは自分でいじらず、医療機関を受診してください。
耳に水が入らないように予防する方法は?
そもそも耳に水を入れないようにするには、耳栓がいちばん効果的です。
ただ、ふつうの耳栓は音が聞こえにくいのが難点です。海でもプールでも、まわりの音が聞こえないと困る場面は多いですよね。
そこでおすすめなのが、サーフィン用の耳栓「SurfEars(サーフイヤーズ)」です。音は通しつつ水はブロックする作りなので、海で周りの声や音を聞きたいサーファーに向いています。
くわしくは下の記事で解説しています。
関連記事音が聞こえる耳栓 SurfEars 3.0(サーフイヤーズ)の口コミ・評判|2.0からの変更点も解説
まとめ:迷ったら「引っぱる・温める・待つ」
- 頭を激しく振る・綿棒を奥に入れるのはNG
- 耳を下にして後ろに引っぱる、口を動かす、軽く跳ねる、ドライヤーで温める、の順に試す
- 抜けなければ無理せず自然に乾くのを待つ
- よく水が入る人は、音が聞こえる耳栓で予防するのがおすすめ
症状がひどいとき、違和感が続くときは、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。





