波がなくてサーフィン出来ない・・・
サーフィン出来ないそんな時は、自宅で出来るトレーニングで、サーフィンの基礎づくりを行ういい機会になります。
サーフィン以上に、大きな負荷が掛かるので一気に筋肉量アップや、バランス強化を行う事が出来ますよ!
この記事では、効果的なトレーニングを詳しく紹介していきます。
この機会を最大限生かして上達していきましょう!
サーフィン上達に必要なもの
力強いパドリングに必要な背中周りの筋肉
まずは、サーフィンの基礎であるパドリング強化です。
特に、初心者にとっては最も重要な部分になります。
サーフィンをしようと海に行ったはいいけど、
- 波に乗れない
- 沖に出られない
- すぐに疲れて腕が回らない
- 横に滑れない
これらは、パドリング力が不足して起こります。
初心者からの脱却の為には、必ず重点的に強化していきましょう。
また、このレベルを卒業した中級者以上も、サーフィン全体のレベルアップにはパドリング強化は必須ですよね。
パドリングに必要な筋肉は、背中全体の筋肉群で通称”パド筋”と呼ばれています。
その中でも、代表的な筋肉を紹介します。
脊柱起立筋
ここはパドリングの姿勢を支える筋肉になります。
パドリングをする際に、常に上半身を反るようにパドリングをするのですが、その時に使う筋肉になります。
上半身を反るのは、バランスを取りやすくするのと、背中全体の筋肉群を効率よく使えるようにする為です。
上腕三頭筋
サーフボードのノーズからテール近くまで漕ぐ時に使う筋肉です。
例えば机を手のひらで押し下げるようにしてみて下さい。
二の腕部分が硬くなりますよね。ここが上腕三頭筋です。
この筋肉が主に推進力を生んでいくので、パドリングする上で最も重要な筋肉といってもいいと思います。
三角筋
パドリングでお尻側まで一漕ぎした後に、その腕を頭の先、ノーズへと戻すときに使う筋肉です。
日常生活では、腕を上げたりするときに使う筋肉ですね。
他の2つに比べて筋肉が小さいので、サーフィンをしていて一番初めに疲れる筋肉です。
パドリングが疲れてきたときに、腕が上がらない事はありませんか?
あれは三角筋が疲れて悲鳴をあげているのです。
これら、3つが代表的な筋肉です。
但し、パドリングは、腕から背中・肩・胸回りの無数の筋肉群が作用する動きです。
3つだけを鍛えればいいのではなく、パドリングで使う筋肉を全体的に鍛える事で、上達が望めます。
では、自宅で効率的にトレーニングするにはどうすればいいか?
答えは、
パドリングに近い動きを再現する事です。
下の画像は、市販のトレーニング器具でパドリングを再現した画像です。
このように実践の負荷に近いトレーニングをする事で、パド筋全体を効率的に強化する事が出来ます。
普段、海でしかしないパドリングですが、日常的にトレーニングすれば、かなりの効果が出ますよ。
パドリングスピード・持久力の違いに驚くはず!
詳しい内容は、↓こちらの記事で解説しています。
使用する器具自体も高いものではありませんし、負荷が高いのでかなり効果的なトレーニングです。
是非、実践してみて下さい。
スムーズなテイクオフに必要な反復動作
パドリングの次に行う動作は”テイクオフ”ですよね。
この動作もサーフィンにとっては非常に重要な動作です。
テイクオフが下手であれば、
パワーゾーンをキープ出来ずにライディングスピードを得られません。
スピードが無ければ、あらゆる技の完成度が落ちるので、上達の為も重点的にトレーニングしていく必要があります。
テイクオフの効果的なトレーニングは、ベタですが ”テイクオフ体操”が効果的です。
自宅の床に寝そべり、テイクオフの動作を繰り返し行います。
これにより、動作が洗練され必要な筋肉のトレーニングが出来ます。
更に、下の様なテイクオフシートを併用する事で、手の位置やスタンス幅を理想的なものに修正していく事が出来ます。
それで感覚をつかんだら、実際のサーフボードの上で実践するのも効果的です。
更にビーズクッションなんかに載せてみると、より海の感じに近くなります。
ボードはあくまで平行にしておきましょう。
ノーズを下げればテイクオフしやすいのですが、実践では常に波の高い並行を保つ必要があります。
ノーズを下げるとボトムに降りてしまうので、ライディングスピードが上がらない原因となります。
ライディングに必要な足腰とバランス
ライディングで最も重要になるのは、足腰の強さです。
上はミックファニングのフルレールボトムターンですが、ものすごい角度ですよね。
これだけの姿勢をキープしながらバランスを保つには、強靭な下半身の筋力・高度なバランス感覚が必要不可欠になります。
普段のサーフィンだけで、これだけの足腰を鍛えるのに、かなりの時間が必要です。
日のサーフィンで、ライディングをしている時間はどの位でしょうか?
恐らく、ほんの数分の方が多いと思います。
ほんの数分では、サーフィンに必要な足腰のトレーニングには圧倒的に足りません。
そんな時に、有効なのは”サーフスケート”です。
サーフスケートは普通のスケートボードと違い、特殊なトラックでデッキが大きく傾きます。
これによりサーフィンのターンに不可欠な、レール to レール※1を再現出来ます。
※1:レールを水面に食い込ませてターンする技術
サーフスケートが、トレーニングに有効な理由として・・・
- サーフィンに近い動きで、足腰が鍛えられる。
- サーフィンに必要なバランス感覚の強化
- より実践に近いイメージトレーニングが可能
足腰の筋肉・バランス感覚・イメージトレーニングが同時に鍛えられる画期的なトレーニングアイテムです。
その証拠に、多くのトッププロがトレーニングアイテムとして活用しています。
下の記事で、
サイズの選び方・おすすめのブランドなどを詳しく紹介しています。
興味があれば是非ご覧ください。
結論から言うと”Carver(カーバー)”が最もお勧めです。
踏めば踏むだけスピードが上がるリアトラックの加速性、高速ターンでも一切ブレない安定性と、水面と同じような反発を生むフロントトラック!
明らかに他メーカーと一線を画す実力です。
カーバーほしいけど値段高すぎ・・・
そんな人は、こちらの”WOODY PRESS(ウッディプレス)”でもいいと思います。
値段は半分以下にも関わらず、
トラックは一流メーカーのGRAVITY社製 THRUSTER SYSTEM2で調子は抜群です。
練習スペースが無い方には、室内で”INDO BOARD”もおすすめです。
サーフスケート以上に、バランス感覚(特に前後の体重移動)や足腰への負荷が高いので効率的に鍛える事が出来ます。
コチラの動画では、
前後のバランスがサーフィンにとっていかに重要かの解説。
また実際に、”INDO BOARD”を使ったトレーニングを紹介しています。
”INDO BOARD”は値段が高いので、こちらの安価なバランスボードでも代用になります。
効果的なサーフィントレーニング
1.パドリングの動きを再現してパド筋強化!
2.テイクオフ運動で、必要な筋肉とスタンス修正!
3.サーフスケートや INDO BOARD で足腰の強化!
上記トレーニングでサーフィンに必要な、パドル・テイクオフ・ライディングの基礎強化になる!!
これらのトレーニングで、基礎を強化しましょう!
緊急事態制限解除・自粛明けのサーフィンで一気にレベルアップを感じられるはずです!
以上、サーフトレーニング紹介でした。
また、トレーニングの際には筋肉疲労が大きくなるのでサプリメントもおすすめです。
下の記事で紹介しています。
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